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ダライアス Captain Neo【ギター演奏・コード分析01】

難易度☆☆★★★(普通)

1面のBGM【曲解説】

1986年 アーゲードゲーム
作曲:小倉久佳

ダライアス 1面
(C)Taito Corporation

OGRこと小倉久佳さんの代表曲です。

曲名はマイケル・シェンカーの『Captain Nemo』からとってるんでしょうか??曲としてはあんまり似てないですが……

この曲、メタルソルジャー・アイザック2(1985年)に使用されていたものをFM音源で作り直して再使用したものらしいです。

ダライアスと言えば、3画面大型筐体、ボディソニックと、当時凄いインパクトでしたね。
自分も50円でできるゲーセンまで遠征したものです。

ダライアスの音楽はインパクトのある音色とOGRさんらしさ全開のアレンジで全曲素晴らしい出来だと思います。
中でもこのCaptain Neoはゲームスタート直後にかかるメインテーマのような扱いですね。

FM音源の音色

音色は金属系のソリッドな音で、ベースの音もインパクトがあります。金属系の音色はFM音源の最も得意とするところです。

でも自分は、PSGからFM音源への進化で最も変わったのがベースパートだと思います。

PSG(ファミコンのものはとくに)は低音域になると音程が変に聴こえたり、変な共振の仕方をしたりするので、1980年代当時からベースが最大の弱点だと思ってました。
FM音源だと、とくにシンセベース系はいい音出しますからね!

この曲に限らずOGRさんの音楽はFM音源の恩恵を最大限引き出していて、それが作家としての評価にも繋がってると思います。

小倉久佳(OGR)さん【作曲者】

80年代デビューの作曲家で1番好きな人を選べと言われたらかなり迷いますが、自分はOGRさんを挙げたいです。
音色も含め、本当に独特の世界観のある作家だと思います。

クール・ソリッド・重厚な中に突然コミカルにも聴こえる軽いフレーズが入ったり、コード進行も変態的な展開をしてすぐに戻ったりとか、そういうところ本当に好きです。

そういう理由で1曲目に選びましたが、『Captain Neo』は彼の曲としてはシンプルな部類です。

OGRさんの独特の音楽性は変化と発展を続けながら、『ダライアス外伝』あたりで一つの完成形に達した感じはします。

その後、もともとテクノ傾向も多分にありましたが、キャッチーなメロディ志向は後退して急激にハウス/トランス系のサウンドに傾いていきます。

最近は単発の曲提供はありますが、タイトー時代のような活発な活動はされてないようです。
ファンとしては、もっともっと彼の独特の音楽を聴いていたいのですが……

ギターならではのスピード感を重視【ソロギター演奏】

原曲アレンジをギター一本で表現するのは至難です。

本アレンジでは少ない音数での原曲の雰囲気の再現と、ギターならではのスピード感を重視しました。

マイクとリズムトラック使用について

最初はスマホの内蔵マイクで一発で録ってみたんですが、思っていたより相当ショボい印象でアレンジの意図が全然伝わらない感じでしたので(これは自分の力量不足ですね……)、急遽マイクをつないで、バックにループトラックを流しながら弾いたものを撮影しました。

そしたら、多少は意図したものに近づいたので、そちらを採用しました。

当初は全曲完全なソロギターでスマホで一発録画、というのを考えていましたが、曲やアレンジによっては録音方法で全く印象が変わるということが分かったので、曲ごとに録音・録画方法も検討したいです。

Darius “キャプテン・ネオ” コード進行

ベースイントロ
F♯m7 F♯m7 F♯m7 F♯m7

Aメロ
F♯m7 F♯m7 F♯m7 F♯m7
F♯7sus4 F♯7sus4 F♯m7 F♯m7
C♯sus4(onG♯) C♯(onG♯)/E(onG♯)/Ddim(=C♯7♭9) ※1

Bメロ
F♯m7 F♯m7 DM7 C♯/D/C♯
F♯m7 F♯m7 DM7 C♯/D/C♯
DM7(♯11) D7(onC) C♯aug7 Faug7

サビ
F♯m7 D E7 C♯7
F♯m7 D E7 C♯7/C♯7(♯9)※2

※1 実際の演奏はコードを細かく変えると忙しくなるのでC♯7上のクリシェで処理しています

※2 最後のC♯7(♯9)はE7でも可

コードアナライズ

■key=F♯マイナー

ベースイントロ
Ⅰm Ⅰm Ⅰm Ⅰm

Aメロ(F♯ドリアン)
Ⅰm7 Ⅰm7 Ⅰm7 Ⅰm7
Ⅰ7sus4  Ⅰ7sus4 Ⅰm7 Ⅰm7
Ⅴ7sus4 Ⅴ7/♭Ⅶ7/Ⅴ7(♭9)※実質Ⅴ7一発

Bメロ
Ⅰm7 Ⅰm7 ♭ⅥM7 Ⅴ/♭Ⅵ/Ⅴ
Ⅰm7 Ⅰm7 ♭ⅥM7 Ⅴ/♭Ⅵ/Ⅴ
♭ⅥM7(♯11) ♭Ⅵ7 Ⅴaug7 Ⅶaug7 (=Ⅴaug9)

サビ
Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ7 Ⅴ7
Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ7 Ⅴ7/Ⅴ7(♯9)

ドリアン使用とサビの導入【コード進行のポイント】

AメロがF♯ドリアンで作られてるのと、サビの手前4小節がDM7(♯11) D7(onC) C♯aug7 Faug7(augコードの長三度ずらし。実質Ⅴ7一発)
と多少ひねってある以外はシンプルです。

ダライアスシリーズ・小倉久佳さんの曲 ソロギターアレンジ

ダライアス2 say PaPa【ギター演奏・コード分析28】
ダライアス2より『say PaPa』のギター演奏です。複雑な構成の曲でアレンジ・演奏ともにかなり苦労しました。曲の詳細解説、コード進行なども書いています。
ダライアス Boss7『鯨のテーマ』【ギター演奏・コード分析39】
ダライアスより『BOSS7』の演奏。圧倒的威圧感を感じる最終ステージBGMですが、自分の中では『鯨のテーマ』です。コード進行分析のほか、この曲への思い入れも語っています。

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