ロマンシングサガ3 海底宮【夏曲】【ソロギター演奏・コード進行71】

ロマンシングサガ3 海底宮 動画
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難易度☆☆☆☆★(初心者向け)

1995年:スーパーファミコン(Super Nintendo)
メーカー:スクウェア(SQUARE)
タイトル名:ロマンシングサガ3(RomancingSaga3)
曲名:海底宮(Underwater Palace)
作曲:伊藤賢治(Kenji Ito)

記録的な猛暑が続いていますが、今回は『2020年夏曲その3』として、ロマンシングサガ3より『海底宮』を演奏します。

今回の選曲について

6月にもロマンシングサガ3の『ラストバトル』を演奏しましたが、またまたロマサガ3からの選曲です。

2016年秋~2018年春にかけて約300曲のゲーム音楽を採譜しましたが、内訳については以前こちらの記事で書きました。

採譜した曲について
2016年秋~2018年春にかけて、約300曲のゲーム音楽を採譜していますが、それらを年代別・シリーズ別に集計して今後の演奏計画など考えてみました。

シリーズ別ではロマンシングサガシリーズが38曲と最多で、その中でもロマンシングサガ3の曲が20曲を占めています。

ロマサガ3の曲を演奏するのはこれで7曲目ですが、まだ演奏したい曲が沢山ありますね~。

そして昨年から始めた季節曲演奏ですが、昨年は夏曲の一曲としてロマサガ3の『グレートアーチ』を演奏しました。

ロマンシングサガ3 グレートアーチ【夏曲】【ギター演奏・コード進行45】
夏曲第2弾です!ロマンシングサガ3より『グレートアーチ』を演奏。カリビアン・キューバっぽい曲ですが、明快なアレンジになったと思います。コード進行解説もあります。

今年も夏曲をいろいろ物色していたんですが、『グレートアーチ』の続編という形で、この曲『海底宮』が浮上してきました。

この曲は『海』がテーマの曲なので、もともと夏要素はあると思いますが、ゲームの舞台ではグレートアーチを拠点にして魔海侯フォルネウスが待ち構える海底宮を攻略していくことになるので、グレートアーチと海底宮(あと、最果ての島も)は、その音楽と共に、ひとかたまりの記憶になっています。

魔海侯フォルネウス

海底宮の主、フォルネウスは四魔貴族の中で最初に出会うことが多いのもあって、プレイヤーの前に立ちはだかる巨大な壁のような強敵でしたよね。
このシーンを思い出すと、自分は『四魔貴族バトル1』が脳内再生されます。

ロマンシングサガ3 四魔貴族バトル1【ギター演奏・コード進行35】
ロマンシングサガ3より『四魔貴族バトル1』の演奏。数あるロマサガバトル曲の中でもインパクトのある曲です。コード進行、ロマサガバトル曲のアレンジ分析もあります。

ロマサガシリーズ屈指の美曲

『海底宮』はロマサガシリーズの中でも屈指の美曲と思います。

昨年演奏した『グレートアーチ』はリゾート地やビーチの解放感と、強い日差しのイメージでしたが、今回の『海底宮』はひんやりした海の底、スキューバダイビングで潜っているようなイメージですよね。
スキューバやったこと無いけどw

海の中の神秘的な感じがよく表現されていて、それでいて巨大な海洋生物への畏怖・重圧感のようなものも感じます。

演奏もそういう両面を表現できたら、と思って取り組みました。

少しでも涼しい気分になってもらえたら嬉しいです!

シンプル化して微妙な表現を重視【ソロギター演奏】

今回は完全ソロギターにしました。

オリジナルはよく聴こえるパートだけで4つくらいあって微妙な絡みかたをしているので、ソロギターへのアレンジは難しい部類です。

今回のアレンジでは、重要な音以外は削ぎ落としてシンプル化して、その分、演奏の強弱や微妙なテンポ感が際立つようにしたかったです。

とくにこういう演奏だと、難易度も余裕をもった設定にしないと、細かいところまで神経が行き届かなくなるので、演奏難易度は低く抑えられるように考えました。

オリジナルキーはCマイナーキーですが、Eマイナーキーに移調して音域をギターに最適化しています。

海底宮 コード進行

オリジナルCマイナーキーをEマイナーキーに移調

イントロ
Em9 Em9

メロ
Em7 Em7 Em7 Em7
A7 A7/D(onA) CM7 CM7
Em7/Em69 Em7

A7 A7 CM7 CM7
Em7/Em6 Em

A9 CM7 B♭M7 FM9
Em7 Em7
Em

コード進行分析

イントロ
■Eマイナー
Ⅰm Ⅰm

メロ
Ⅰm7 Ⅰm7 Ⅰm7 Ⅰm7
Ⅳ7 Ⅳ7 ♭ⅥM7 ♭ⅥM7
Ⅰm Ⅰm

Ⅳ7 Ⅳ7 ♭ⅥM7 ♭ⅥM7
Ⅰm Ⅰm

Ⅳ7 ♭ⅥM7 ■Aマイナー ♭ⅡM7 ♭ⅥM7(Eマイナーの♭ⅡM7と共用)
■Eマイナー Ⅰm7 Ⅰm7
Ⅰm

Ⅳ7が効果的【コード進行のポイント】

演奏アレンジのEマイナーキーで解説いたします。

この曲はⅣ7(A7)を効果的に使っています。

EマイナーキーでA7が出てくると、C#音が使用されるので、キールートから見るとEドリアンモードの色彩になります。

その後コードが♭ⅥM7=CM7に変わるので、そこで使用音がC#→Cとなり、キールートから見るとEエオリアン=Eナチュラルマイナーに変化します。

こういう微妙な変化が綺麗ですよね。

そして、最後のルートコードに戻すところに少し捻りの効いたケーデンスが使われています。

CM7→B♭M7→FM7→Emのところです。

自分は、この部分はAマイナーキーへの下属調転調として、♭ⅡM7→♭ⅥM7(Eマイナーの♭ⅡM7とピボット)という解釈にしました。

この部分は別の解釈として、CM7→B♭M7を♭ⅥM7の平行移動と捉えてDマイナーキーに一時転調、FM7=♭ⅢM7をピボットにしてすぐに元のEマイナーに戻している、と捉えるのも有りだと思います。

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