ロマンシングサガ3「ポドールイ」【ギター演奏・コード進行53◆冬曲】

ロマンシングサガ3 ポドールイ
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1995年:スーパーファミコン(Super Nintendo)
メーカー:
スクウェア(SQUARE)
タイトル名:
ロマンシングサガ3(Romancing SaGa3)
曲名:
ポドールイ(Boundaries)
作曲:
伊藤賢治(Kenji Ito)
演奏難易度:☆☆☆★★(易しい)

ゲーム音楽ソロギター演奏動画・コード進行解説の第53弾は、ロマンシングサガ3より「ポドールイ」。

今年から季節テーマの曲を演奏するようになりましたが、8月の終わりに「夏曲」その3として、アウトラン「Passing Breeeze」を演奏してからあっという間に数ヵ月が経過して、季節はもうクリスマスシーズンです。

これから、冬の季節曲を何曲かアレンジしようと思っていますが、今回は「冬曲」その1として、ロマンシングサガ3のポドールイのテーマを演奏します。

ポドールイのテーマについて【曲紹介】

ロマンシングサガ3の曲は今までも何曲か取り上げていますが、自分の2016年からの採譜活動の中で、最も採譜曲数が多いタイトルです。

「ポドールイ」はロマンシングサガ3のゲーム世界の北端にある小さな街のテーマ曲ですが、ロマサガ屈指の名曲として知られています。

ポドールイってどんな場所?

ポドールイの街の北側には不死のバンパイアであるレオニード伯爵が住むレオニード城があって、その支配下にあるポドールイは常に夜、という寂しい場所です。

いつも暗くて雪が降っている静寂な街なんですが、街の住民の家に入ると暖炉があって、北国の人々の生活感が伝わってきて、なんかほっとする場所でもあります。

そんな感じで、ゲーム中でもかなり印象深い場所なんですが、それは音楽の効果もかなり手伝っていたと思います。

伊藤賢治さん本人による演奏

ロマンシングサガ1のリメイクであるPS2版の「ミンストレルソング」のサントラで、ポドールイのテーマをロマンシングサガシリーズの作曲者である伊藤賢治さん自らが演奏しています。

伊藤さんご本人のコンサートでも、ピアノソロでこの曲をよく演奏されていて、かなりお気に入りなんではないかと。

伊藤賢治さんの紹介はこちらの記事をご覧ください。

ピアノソロ版も参考に【ソロギター演奏】

今回のソロギターアレンジは、伊藤賢治さんのピアノソロ版も参考にしていますが、最終的には原曲のスーパーファミコン版とピアノソロ版の中間的な感じになりました。

ちなみに、原曲のスーパーファミコン版はABをずっとループするシンプル構成ですが、ピアノソロ版はABACBA’という構成でかなり長くなっています。

今回のソロギターアレンジでは、ピアノソロ版の長さだと長すぎる感じがしたので、AとBの繰り返しを短縮しています。

ピアノソロで入っているCのブリッジ部分も入れて演奏しましたが、ピアノソロ版は完全にテンポルバートになっているところを3拍子の感覚に変えています。

他の部分は、シンプルにスーパーファミコン版原曲のメロディーとコードの流れを再現するようにしました。

ポドールイ コード進行

Aメロ
|CM7|Bm7|Am7 D7|GM7|
|CM7|Bm7|Am A♯dim7|Bsus4 B7|
|CM7|Bm7|Am7 D7|GM7|
|CM7|Bm7|E9sus4|Em|

Bメロ
|CM7|D6|Bm7|Emadd9|
|Am7|D7 Bm7|Em Em7|Em6|
|CM7|D6|GM9|CM7|
|G(onB)|Am7|B7sus4(♯5) B7|B7 Am7|
|B7sus4(♯5) B7|B7|

A’メロ
|CM7|Bm7|Am7 D7|GM7|
|CM7|Bm7|Am A♯dim7|B7sus4 B7|
|CM7|Bm7|Am7 D7|GM7|
|CM7|Bm7|Esus4|E|

Cメロ
|CM7|CM7|G(onB)|G(onB)|
|Am6|Am6|GM7|GM7|
|CM7|CM7|A(onC♯)|A(onC♯)|
|D69|D69|B7sus4|B7sus4|
|B7|B7|

Bメロ繰り返し(演奏では省略)

コーダ(Aメロ+エンディング、オリジナルから8小節短縮)
|CM7|Bm7|Am7 D7|GM7|
|CM7|Bm7|Am7|GM7|
|FM7|FM7|Em9|

コード進行分析

Aメロ
■Eマイナー
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7 ♭Ⅶ7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|
|Ⅳm7 ♯Ⅳdim7※1|Ⅴsus4 Ⅴ7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7 ♭Ⅶ7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅰ7sus4|Ⅰm|

Bメロ
|♭ⅥM7|♭Ⅶ|Ⅴm7|Ⅰm|
|Ⅳm7|♭Ⅶ7 Ⅴm7|Ⅰm|Ⅰm|
|♭ⅥM7|♭Ⅶ|♭ⅡM7|♭ⅥM7|
|♭Ⅲ|Ⅳm7|Ⅴ7sus4(♯5)|Ⅴ7|
|Ⅴ7sus4(♯5) Ⅴ7|Ⅴ7|

A’メロ
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7 ♭Ⅶ7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|
|Ⅳm7 ♯Ⅳdim7※1|Ⅴsus4 Ⅴ7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7 ♭Ⅶ7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅰ7sus4|Ⅰ|

ブリッジ
|♭ⅥM7|♭ⅥM7|♭Ⅲ|♭Ⅲ|
|Ⅳm|Ⅳm|♭ⅢM7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|♭ⅥM7|Ⅳ|Ⅳ|
|♭Ⅶ|♭Ⅶ|Ⅴ7sus4|Ⅴ7sus4|
|Ⅴ7|Ⅴ7|

Bメロ繰り返し(演奏では省略)

コーダ(Aメロ+エンディング、オリジナルから8小節短縮)
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7 ♭Ⅶ7|♭ⅢM7|
|♭ⅥM7|Ⅴm7|Ⅳm7|♭ⅢM7|
|♭ⅡM7|♭ⅡM7|Ⅰm7|

※1 Ⅱ7の代理

シンプル・イズ・ベストな進行【コード進行のポイント】

5度進行中心で変わった転調が入るわけでもなく、シンプルな進行ですが、伊藤さんのバラード系の特徴である、同主調を行ったり来たりするような微妙な調性感があります。

このキーだとGメジャー、EマイナーにEメジャーの音が少し混じる感じ。

でも、この曲はコード進行というより、メロディーの付け方の良さで名曲になってると思います。メロディーが凄く良いですよね。

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