ロマンシングサガ3「四魔貴族バトル1」【ギター演奏・コード進行35】

ロマンシングサガ3 四魔貴族バトル1
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1995年:スーパーファミコン(Super Nintendo)
メーカー:
スクウェア(SQUARE)
タイトル名:
ロマンシングサガ3(RomancingSaGa3)
曲名:四魔貴族バトル1(Four noble devils1)
作曲:
伊藤賢治(Kenji Ito)
演奏難易度:☆☆★★★(普通)

ゲーム音楽ソロギター演奏動画・コード進行解説の第35弾は、ロマンシングサガ3より「四魔貴族バトル1」です。

名曲が多いロマサガ3の中でも飛び抜けたインパクトのバトル曲で、自分もこの曲のイントロが頭の中にこびりついて離れません。

ロマサガ3の中でもインパクトのある曲【曲紹介】

今回はロマサガの音楽の中でも人気のバトル曲ですが、昨年11月にもロマサガバトル曲の「決戦!サルーイン」を演奏しました。

「四魔貴族バトル1」は数あるロマサガバトル曲の中でも人気が高いですよね!

自分も、もうかれこれ二十何年も前にプレイしたゲームですが、未だにこの曲のイントロが頭にこびりついて離れないです。

イントロの20小節がすごく凝縮されていて、敵将の威圧感と同時に悲劇性も表現されていますよねー。

伊藤賢治さんのロマサガバトル曲は名曲が多数ありますが、このイントロは本当によくできたメロディとコード進行だと思います。

イントロ以外も全編、伊藤さんのオハコであるJMMですね。

あと、ソロギターだと再現難しいんですが、バックに流れるハープのアルペジオもいいです。

この波打つような広音域のアルペジオを伊藤賢治さんは好んで使いますが、植松伸夫さんなんかも多用しますね。この年代のゲーム音楽の流行アレンジの1つと思います。

ロマサガバトル曲のアレンジの特徴

ロマサガのバトル曲は共通の雰囲気がありますが、これはアレンジによるものが大きいと思います。

具体的に言うと、吹奏楽+ロックという感じのものから、ゴリゴリのメタルアレンジのものまで幅がありますが、必ずストリングスのハーモニーが入っていたり、主旋律は管楽器系の音色だったりして一定の傾向があります。

この曲はメタル色は抑えられていていますが、かといって吹奏楽寄りかというと微妙で、ロマサガバトル曲の中ではやや異色な曲です。

ちなみに「四魔貴族バトル2」のほうはメタルアレンジで、「四魔貴族バトル2」と「ラストバトル」(ロマサガ3)の2曲をきっかけに、ロマサガバトル曲のメタルアレンジ導入が進んでいったと感じます。両曲とも採譜はしてあるのでいずれチャレンジしたいです。

(追記)ロマンシングサガ3「ラストバトル」演奏いたしました!

今回の選曲の事情

今回はこの曲やる予定ではなかったんですが、一昨日から急遽アレンジして演奏となりました。

もともと他の曲をやる予定でアレンジを進めていましたが、なかなかまとまらず、今週末の録画は難しそうだったので、他の曲を用意しようと、いろいろ聴きなおしたりしていました。

その中でこの曲の、とくにイントロ部分が頭から離れなくなってしまって、どうしても弾きたくなってきたわけです。

もう一つの事情として、採譜済の楽曲バランスも考えての選曲です。

この記事で採譜した曲の統計をとりましたが、2016年から2018年に採譜した曲をみると、ロマサガシリーズと悪魔城シリーズが多いので、この2つのシリーズは定期的に出していかないと、後半ロマサガと悪魔城だらけになってしまいそうです。

なので今後も数ヶ月に1度は、ロマサガ・悪魔城シリーズの曲をアレンジして演奏していこうと思います。

移調して解放弦を活かす【ソロギター演奏】

原曲はE♭マイナーキーですが、ソロギター向けにAマイナーキーに移調しています。

色々キーを変えてアレンジを試したんですが、音域や演奏性などでAマイナーキーが一番良さそうでした。

イントロ以外の部分は星2つくらいの難易度ですが、イントロがコードチェンジ・ポジション移動が多くて結構難しかったので星3つです。

エンディングは自分でアレンジをつけました。

遊びでいろいろやっていたら思いついたもので、全音転調ぽくD7に行ったらなんかカッコよかったので、最後はⅣ→Ⅳm→Ⅰ(メジャー終止、オーギュメントぽいトリル入り)にしてみました。

四魔貴族バトル1 コード進行

イントロ
Am7 G7 C7/A7(♭9) Dm7
G7/Am7 G7/C7 F7(Dm7で代理)/B7 E7
Am7 G7 C7/A7(♭9) Dm7
E7 E7 E7 E7
Am7/B♭M7 C6/E7(onG♯) Am/Dm Am(onE)/E7(onG♯)

Aメロ
Am/B7 Em/C F/E7 Am/E7(onG♯)
Am/B7 Em7/C F/E7 Am
FM7 G7 E7 Am7
Bm7♭5 E7sus4 F♯dim E7/E7(onG♯)

A’メロ
Am/B7 Em7/C F/E7 Am/E7(onG♯)
Am/B7 Em7/C F/E7 Am
Dm7(onF)/G7 E7/Am7 Bm7♭5/E7 Am9/A7
Dm7 B7/E7 E E7
Am/Dm F(onC)/E7 Am/Dm Am(onE)/E7(onG♯)

エンディング(アレンジ)
D(onF♯) D(onF♯) Dm11(onF) Dm11(onF)
A A A A

コード進行分析

イントロ
■Aマイナー
Ⅰm ♭Ⅶ7 ♭Ⅲ7/Ⅰ7 Ⅳm7
♭Ⅶ7/Ⅰm7 ♭Ⅶ7/♭Ⅲ7 ♭Ⅵ7/Ⅱ7 Ⅴ7

Ⅰm ♭Ⅶ7 ♭Ⅲ7/Ⅰ7 Ⅳm7
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅴ7/Ⅳdim(=Ⅴ7♭9)Ⅴ7

Ⅰm7/♭ⅦM7 ♭Ⅲ6/Ⅴ7 Ⅰm/Ⅳm Ⅰm/Ⅴ7

Aメロ
Ⅰm/Ⅱ7 Ⅴm7/♭Ⅲ ♭Ⅵ/Ⅴ7 Ⅰm/Ⅴ7
Ⅰm/Ⅱ7 Ⅴm7/♭Ⅲ ♭Ⅵ/Ⅴ7 Ⅰm

♭ⅥM7 ♭Ⅶ7 Ⅴ7 Ⅰm7
Ⅱm7♭5 Ⅴ7sus4 Ⅳ7 Ⅴ7

A’メロ
Ⅰm/Ⅱ7 Ⅴm7/♭Ⅲ ♭Ⅵ/Ⅴ7 Ⅰm/Ⅴ7
Ⅰm/Ⅱ7 Ⅴm7/♭Ⅲ ♭Ⅵ/Ⅴ7 Ⅰm

Ⅳm7/♭Ⅶ7 Ⅴ7/Ⅰm7 Ⅳm7/Ⅴ7 Ⅰm/Ⅰ7
Ⅳm7 Ⅱ7/Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅴ7/Ⅳdim(=Ⅴ7♭9)

Ⅰm/Ⅳm7 ♭Ⅵ/Ⅴ7 Ⅰm/Ⅳm Ⅰm/Ⅴ7

エンディング(アレンジ)
Ⅳ Ⅳ Ⅳm11 Ⅳm11
Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ(メジャー終止)

良く出来たイントロ【コード進行のポイント】

イントロのコード進行いいですねー。

変わったコードや転調が出てくるわけではないですが、こういうコードの並べ方ってなかなか出来ないんじゃないでしょうか。

本体メロの部分は色んなコード付けが考えられましたが、何パターンか弾いてみてこのベースラインをチョイスしました。

あと細かいところですが、演奏性やこのキーでの響きを考えて、数か所に代理コードを使っています。

なので、オリジナルからコード付けが変わっている部分がありますが、雰囲気が変わらない範囲でやったつもりです。

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