旧ブログから移行できていなかった記事とリンク切れなどが何カ所かあったので修正しました。このブログはリンクフリーです。(2019年3月16日更新)
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ゲーム音楽史17~現在のゲーム音楽

前回までで2012年頃までのゲーム音楽を見てきましたが
2013年頃以降、今現在までを『現在のゲーム音楽』と区分してお話していきます。
具体的には据え置きゲーム機ならプレステ4、WiiU、XboxOne以降
モバイルならNintendo3DS、PSvita以降
ということになります。

まずは据え置きコンシューマー機からいきます。

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現在のコンシューマー機

ゲーム音楽的にはこの時代区分でそんなに変化があるわけではありませんが
2013年前後に各社とも新世代機を投入しています。

音楽再生に影響するスペックの変化はもう全くといっていいほどありません。
ハイレゾなどに対応してみたところで、
一般にゲームで使われるような再生機器ではほぼ変化が分からないので
これ以上サウンドにリソースを割く意味はないわけです。

というわけで各機種とも概要のみの解説で。

WiiU

2012年12月発売
任天堂Wiiの後継。

Wiiと同様、多彩なインターフェイスが特徴で
とくにファミリー層・ライト層の支持を集めました。
Wiiとは互換性があります。

プレイステーション4

2013年11月発売
プレイステーション3の後継としてソニーから発売。

オーディオは AMDのDSPを搭載。
日本では据え置き・モバイルともに任天堂とソニーの2強態勢が続きます。
ソニーからはまもなく(2019年中?)プレイステーション5が投入されるものと思われます。

Xbox One

2014年9月発売(日本以外では2013年11月発売)
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日本含むアジア圏は1年ほど発売が遅れています(ローカライズに時間がかかった)
その影響でMicrosoftはシェアを落としています。
Xbox360との互換性は基本的にはありません。

Nintendo Switch

2017年3月発売
任天堂の最新機種となります。
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モバイルと据え置き機の融合を目指して開発されました。
タブレット状の端末にコントローラをドッキングさせてモバイルとして使うことも可能です。

現在のコンシューマーゲーム機のゲーム音楽

2013年以降の据え置きコンシューマー機のゲーム音楽で自分がとくにいいと思ったものです。
これはあくまで自分個人の印象だし、今後も続くかはわかりませんが
最近のゲーム音楽はPCとアーケード系を除くと任天堂が突出しています。

クリプト・オブ・ネクロダンサー(Brace Yourself Games)~ハウス・トランス系中心ですが、メロディが強いのが多くてかなり好みです。『Mausoleum Mash』がいいですね。

ゼノブレイドクロス(任天堂)~澤野弘之さん作品。前作とかなり趣向違いますが、こちらもいいです。ランダム文字列みたいな曲名が多いんですが、自分は『46-ri9』が好きです。

スプラトゥーン(任天堂)~これも音楽は非常に人気がありますね。気分上げる系のドライなロックアレンジ曲が多いですが、自分は『Splattack!』がいいですね。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(任天堂)~ピンポイントで『師匠の詩』が好きです。3拍子泣きのアコーディオン。

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現在のモバイルゲーム機

モバイルゲーム機は据え置き型より一足早く2011年に新世代が登場しています。
3DS、PSvita以降はモバイルゲーム機も波形再生のみとなり
音楽再生では他のプラットフォームと全く差がなくなります。

ニンテンドー3DS

2011年2月発売
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見た目はDSチックですが、大幅に性能があがって
ほぼ高性能スマホにコントローラーが付いているというような仕様です。
3Dグラフィック、波形音楽再生、インターネット、内蔵カメラ
ほぼなんでもできるようになりました。

プレイステーション Vita

2011年12月発売。

これも3DS同様、ほぼスマホです。
PSPより各段に高性能でなんでもできます。

現在のモバイルゲーム機のゲーム音楽

3DSとPSvitaに世代交代した2012年以降のモバイルゲーム機のゲーム音楽で自分がいいと思ったものです。

ファイアーエムブレム覚醒(任天堂)~『大神』の近藤嶺さんと森下弘生さんが音楽を担当。近藤嶺さんの曲いいですね~。自分は『貴様らが…姉さんの言葉を語るな』が一番好きです。

ブレイブリーデフォルト フライング・フェアリー(スクエニ) ~Revoさん作品。音楽は熱狂的ファンも多いです。メタルっぽいディストーションギターをフィーチャーした曲が多いですが、アレンジはストリングスやブラスやピアノが沢山入っていたりで独特です。名曲多数ですが、自分は『邪悪なる飛翔』かな。人気曲『地平を食らう蛇』もすごい力作なんですが、最後のほうの曲調がネットで『暴〇んぼう〇軍』て言われてて、もうそれにしか聴こえなくなってしまったw。

ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア(任天堂)~影山将太さん、足立美奈子さんなどが音楽担当。ポケモンシリーズの音楽では自分はこの作品が一番好きです。とくに『天翔ける夢』と、組曲になっているピアノ曲の『エンディングテーマ』がすごくいいですね。

S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン(任天堂)~これも任天堂だったんですね。近年の任天堂凄まじいな。。『Dance and Death “body”』がかなり気に入ってます。

カービィ ロボプラネット(任天堂)~固定ファンの多いカービィシリーズの中でも音楽の総合点でいったら1,2を争う出来と思います。カービィの音楽はテクノっぽくて海外でも相当な人気があります。

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現在のPCのゲーム音楽

PCのゲーム音楽は相変わらずフリーゲーム系が強いです。
これからはいろんな意味で個人・アマチュアが活躍する時代でしょうね。

艦隊これくしょん(角川)~音楽は一通りしか聴いてないんですが、音楽のクオリティも高いと思うし、なにより社会現象化したゲームとして取り上げました。東方Pとかこれとか洞窟物語、下のアンダーテールとか、PCというプラットフォームは個性的なゲームがたまーに物凄い影響力持つことがあるので目が離せません。

東方輝針城(東方project)~東方projectの近年の作品の音楽ではこれが一番好きです。『輝く針の小人族』がいいと思います。ZUNさんよくこれだけメロが出てきますよね。ほんとに感心します。

ムラサキ(カタテマ)~フリーゲーム。てつ氏と音楽担当のMusMus氏の作品。これは最近ネットで初めて知ったんですが音楽素晴らしいです。ムラサキでは『Flowers Sprouting on a Charcoal』が良かったです。同じ作者で他にも『いりす症候群』シリーズとか全部音楽いいのでお薦めいたします。

アンダーテール(Toby Fox)~トビーフォックス氏が音楽からなにから全て一人で作り上げたゲーム。音楽もグラフィックも1980年代後半から1990年代前半レトロゲームのテイスト満載で相当マニアックだな、と思いました。古くて新しい。音楽はこの人元々本職なのかな?音楽性も独自のものがあって普通にチップチューンとして聴いても素晴らしい出来です。ピアノのアレンジも良い。作者によると、任天堂の『MOTHER』や東方Pの音楽の影響を受けているようですが、こういうモノが素直に評価されて売れているのはなんだか希望が持てます。

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近年のBGMの動向

自分とゲーム音楽の関わり【後編】 2000年~現在 で述べた通りなんですが
それまでそれほど意識していなかったのが
2015年秋に突然のゲーム音楽との再会を果たしますが
その体験が脳のどこかにクリティカルヒット、ゲーム音楽に猛烈にハマりはじめます。

それからのゲー音300曲採譜→ブログ開設の流れは今まで何回かお話した通りです。

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現在のゲーム音楽とこれから

最後になりますが、こうしてゲーム音楽の歴史を俯瞰してみると
ゲーム音楽はプレステ時代あたりから質的に変わりはじめましたが
現在は一周回ってなんでもアリの感じがします。

こういう時代だから逆にPSG~FM音源時代のサウンドや曲作りが再評価されて
それらを再取り込みしつつ進化していく段階なのかな?と思います。

ゲーム音楽は昔から特異な立ち位置でしたが、
映画音楽とか一般的な劇伴と比べて強烈な個性があると思います。
また、インストゥルメンタル音楽ということで考えると
ゲームは貴重な商業的需要源の一つです。

ゲームがこれだけ普及し、生活と密着している現在は
TV放送なんかと同等の生活インフラの一つといえるくらいで
まだまだ面白い発展の可能性を秘めていると思います。

自分は趣味での演奏・執筆という形での関わりですが、
ずっとずっと、追い続けたいです。

今後の執筆活動ですが、次回からはゲーム音楽史の補完記事として
このゲーム音楽史を踏まえたゲーム音楽論の展開を考えています。

ゲーム音楽作曲家列伝も考えていますが、
いざやるとなると大変な労力がかかりそうだし、
現状wikipediaなどである程度まとまっているので、
当ブログでは今までのゲーム音楽史本編に随時加筆していって
加筆情報は主にツイッターで発信いたします
ある程度まとまったらリンク集・コピペ集という形でまとめようかと考え中です。

今後ともよろしくお願いします!

B.G.M

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関連リンク

ゲーム音楽史 前回~ゲーム音楽史16 2006年~2012年頃のゲーム音楽【モバイル・PC・アーケード編】

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