タクティクスオウガ「Reminiscence(浜辺でほげぇー)」【冬曲】【ギター演奏・コード進行80】

タクティクスオウガ Reminiscene 浜辺でほげぇー 動画
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1995年:スーパーファミコン(Super Nintendo)
メーカー:クエスト(Quest)
タイトル名:タクティクスオウガ(Tactics Ogre: Let Us Cling Together)
曲名:浜辺でほげぇー(Reminiscence)
作曲:崎元仁(Hitoshi Sakimoto)
演奏難易度:☆☆★★★(普通)

ゲーム音楽ソロギター演奏動画・コード進行解説の第80弾は、タクティクスオウガよりバッドエンディング曲「Reminiscence(邦題:浜辺でほげぇー)」です。

2020年中になんとか80曲を達成することができました!

この曲は、エンディングの後味の悪さとともに物凄く印象に残っているものです。

2020年冬曲として選曲

タクティクスオウガをプレイして初めて見たエンディングで流れた曲がこれです。

重々しい雰囲気の中、雪が降ってくる演出も印象に残っているので、この曲を2020年冬曲として選曲して演奏することにしました。

全ゲーム音楽の中でも屈指の鬱曲と思われますが、深い美しさを湛えた名曲ですよね。

作曲は現ベイシスケイプ代表の崎元仁さん。

邦題「浜辺でほげぇー」ですが、伝説のオウガバトルとタクティクスオウガは「なんだこれ(笑)」っていう邦題がついてますよね。音楽の内容はシリアスなのに。

タクティクスオウガのエンディング

以前、タクティクスオウガのもう一つのエンディング曲「Passing Momento(邦題:明るい週末)」を演奏しましたが、そちらはグッドエンディングのスタッフロールで流れる大団円的なものでした。

タクティクスオウガのゲームの概要なども以下の記事で取り上げましたので、ご一読いただければと思います。

今回の「Reminiscence」は、バッドエンディングのエピローグ時から静かに流れている曲で、なんというか、邦題「浜辺でほげぇー」が全てを物語っています。

ゲーム終了時にカチュアが死亡しているとバッドエンディングのエピローグになり、スタッフロールが終わるまで、ずっとこの曲がループし続けるので、かなりのインパクトでした。

正直、カチュアお姉ちゃんは性格に難がある感じで、ゲーム中ムカつくことも多く、何度も「お姉ちゃん、ムカつく。もう◯んでほしい」と思ったりするんですが、実際にいなくなってみると寂しいですよね(T-T)

主人公自身も「これで良かったのか?」「何のための戦いだったのか?」と自問自答しながら、結局最後は暗殺されて、まとまりかけた国と民族も再び混乱の渦に落ちていく、という救いの無い終わり方でした。

そんな砂を噛むような思いで聴くことになる曲なんですが、ゲーム中でも屈指の美曲であり、ゲームのラストにかなりの回数ループして聴かされるので、自分と同じように印象に残ってる人も多いんではないでしょうか。

雪が降ってくる演出に関しては、グッドエンディングの場合も同様なので「Passing Moment」も冬曲じゃん?と言われればそうなんですが、こちらの「Reminiscence」のほうが「あぁ……冬だ……寒い寒い……」というイメージですよね。

音域の広いメロディー【ソロギター演奏】

原曲はストリングスと管楽器主体のオーケストラアレンジで、キーはDマイナーキーですが、メロディーの音域も広いので、例によってギター向けに移調をしました。

選んだキーは、ギターの音域が最大限生かせるEマイナーキーです。

Aメロは音程の跳躍が激しいので運指を試行錯誤しました。

その後、少しテンポアップしてのBメロは、そのまま弾くとシンプルすぎる感じがしたので、ロングトーンをトレモロで処理。

原曲の最後(このアレンジではBメロの末尾)は、高音のロングトーンに重なって、よく聴くとピローンと謎のコードが入ってます。

なんとか聴きとって、そのまま弾いてますが、こんな終わりかた、どうやったら思い付くのやら。クラシックとかで元ネタがあったりするのかな。

こんな具合で、最初は簡単アレンジでサクっと仕上げようと思ったのが、なかなかに手強かったです。

Reminiscence コード進行

※オリジナルのDマイナーキーをEマイナーキーに移調

イントロ
Em Em/Bm7 C C/Bm7
Em Em/Bm7 C C/B7sus4

Aメロ
Em9 Em9 C9 C9
Em9 Em9 C9 D

Bメロ
G Bm7 CM9 CM9/C/D
Em7 D6 C♯m7♭5 C♯m7♭5/C/D
Em7 D CM9 CM9/C/D
Em7 D6 CM7 CM7 CM7
D G A♭ A♭

アウトロ(イントロと同じ)
Em Em/Bm7 C C/Bm7
Em Em/Bm7 C C/B7sus4
Em7 Em

コード進行分析

イントロ
■Eマイナー
Ⅰm Ⅰm/Vm ♭Ⅵ ♭Ⅵ/Ⅴm
Ⅰm Ⅰm/Vm ♭Ⅵ ♭Ⅵ/Ⅴm

Aメロ
Ⅰm Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅵ
Ⅰm Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ

Bメロ
♭Ⅲ Vm7 ♭ⅥM7 ♭ⅥM7/♭Ⅵ/♭Ⅶ
Ⅰm ♭Ⅶ Ⅵm7♭5 Ⅵm7♭5
Ⅰm ♭Ⅶ ♭ⅥM7 ♭ⅥM7/♭Ⅵ/♭Ⅶ
Ⅰm ♭Ⅶ ♭ⅥM7 ♭ⅥM7
■Gメジャー(?) Ⅴ Ⅰ ■Gスパニッシュ(?)♭Ⅱ ♭Ⅱ

アウトロ(イントロと同じ)
■Eマイナー
Ⅰm Ⅰm/Ⅴm ♭Ⅵ ♭Ⅵ/Ⅴm
Ⅰm Ⅰm/Ⅴm ♭Ⅵ ♭Ⅵ/Ⅴm
Ⅰm7 Ⅰm

最後のコードが謎【コード進行のポイント】

メインテーマであるAメロは9thのテンションを上手く使ってますね。

この曲は大部分はシンプルなコード進行ですが、Bメロの1周目最後がC♯m7♭5(これはEメロディックマイナーのダイアトニックコード)、2周目はベースが半音下がってCM7(こっちは普通のEマイナーのダイアトニックコード)になってるのがポイントでしょうか。

あとはラストの例の小さい音でピローンって入ってるコードですが、一応、自分は2通りの解釈を考えました。

Bメロ末尾のD→G→G♯(=A♭)の部分です。

  1. Eマイナーの♭Ⅶ→♭Ⅲ→EメジャーのⅢ7
  2. Gメジャー(Eマイナー平行調)のⅤ→Ⅰ→Gスパニッシュの♭Ⅱ

雰囲気的に2.かな?と思うんですが、判断材料が少なくて良く分かりません。

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