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聖剣伝説2 天使の怖れ 曲紹介21

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(c)SQUARE ENIX

1993年 スーパーファミコン
作曲:菊田裕樹

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聖剣伝説2 天使の怖れ 曲概要

この曲、ずっとやりたかったんですが、
やるならフラミンゴが飛んでくる所の6連符のフレーズをどうしても再現したかったので
そのための練習時間がとれず、後回しになっていました。
今回は久々に連休中に時間がとれそうだったのでチャレンジしてみることにしました。

『聖剣伝説2』は1993年にスクウェアから発売されたアクションRPGです。
前作のゲームボーイ版『聖剣伝説』は聖剣伝説 RisingSun 曲紹介12で取り上げていますが
前作とは全くの別の世界観・システムのゲームです。
2以降は世界観やシステムは一定の共通性があります。
シリーズ通して、『マナの力』というものがテーマになっています。

wikipediaに詳しく載っていますが、スクウェア社内で本作とFF4、クロノトリガーが
同時進行的に開発されていて、もともとFF4やクロノトリガーとして発売される予定で
採用されなかった原案を元に開発されたようです。

『天使の怖れ』はオープニングテーマで『聖剣伝説2』の象徴的な曲です。
自分はゲームのほうはあまりちゃんとやってないですが、
オープニングは音楽とともに強く印象に残っています。

密林の中で佇む主人公たちの目の前をフラミンゴの群れが横切るだけなのですが
密林の緑とフラミンゴのピンクが絵的に強烈な美しさで、
音楽もピッタリで、感覚に直に入ってくるんですよね。

音楽は菊田裕樹さんで、コンポーザーとしては
この『聖剣伝説2』がデビュー作です。
だいたいデビュー作の音楽って気合が入っていていいものが多いですが
これも音楽は素晴らしい出来です。

『聖剣伝説2』には、この曲の他にも
『子午線の祀り』、『少年は荒野を目指す』、『危機』など
ゲーム音楽史に残るレベルの名曲が多数収録されています。

本作の曲題には有名な著書や戯曲などからとっているものが多く、
『天使の怖れ』はグレゴリー・ベイトソン(文化人類学・精神医学者)の著書からとっています。

ちなみに次回作『聖剣伝説3』も音楽は菊田さんなんですが
楽曲はこれまた素晴らしい出来です。

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菊田裕樹さんについて

スーパーファミコン時代のスクウェアはゲーム音楽界のオールスター的な作曲陣でしたが
その一角を担っていたのが菊田裕樹さんです。
彼はなんと20代後半から独学で音楽を学んで作曲を身につけたといいます。

菊田さんは、植松伸夫さん・桜庭統さんと同様、プログレマニアとして知られています。
音楽性もプログレ色がかなり強く出ていて、
変態的なコード進行や変拍子も多用します。

『天使の怖れ』は比較的シンプルにまとまったピアノ曲ですが
途中の例の6連符のフレーズが1拍半で進行して
4拍子の伴奏とズレていくところが特徴的で、そこはプログレっぽい作りと思います。
『危機』『子午線の祀り』あたりはストレートにプログレ路線炸裂してますね。

このかた、ゲーム音楽をやる前はプロの漫画家をしていたようです。
『天使の怖れ』をはじめ、菊田さんの音楽は『絵』がイメージできるものが多いんですが
彼の感覚のなかで絵と音楽は融合したもので
音楽を作るときも自然と絵を思い浮かべてるんではないでしょうか?

そういうところからきているのかもしれませんが、
彼の音楽はプログレ的に複雑化させる手法をとっても難解な印象にはならず
音楽としてキャッチーなものになってるところが素晴らしいと思います。

聖剣伝説2&3以外の代表作は
双界儀
『シャイニング』シリーズ
(セガ)
などがあります。

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