一時廃止していたコメント欄を復活させました。このブログはリンクフリーです(2020年8月23日更新)

リブルラブル メインテーマ【大野木宣幸さん一周忌】【ソロギター演奏・コード進行70】

リブルラブル メインテーマ 動画
↑クリックで動画再生

難易度☆☆★★★(普通)

1983年:アーケードゲーム
メーカー:ナムコ(NAMCO)
タイトル名:リブルラブル(Libble Rabble)
曲名:メインテーマ(Main Theme)
作曲:大野木宣幸(Nobuyuki Ohnogi)

昨年11月に大野木宣幸さんの訃報が一般に伝わり、このブログでも追悼として『マッピー』のメインテーマを演奏しました。

マッピー メインテーマ【大野木宣幸さん追悼】【ギター演奏・コード進行51】
ゲーム音楽作曲家の草分けである大野木宣幸さんが亡くなりました。今回は急遽、大野木さんの代表曲である『マッピー』を演奏、追悼とさせていただきます。

大野木さんが亡くなったのは2019年8月という情報が複数ありますので、今回は大野木さんの一周忌ということで、もう一つの名作『リブルラブル』のメインテーマを演奏します。

ゲーム音楽の父、大野木宣幸さん

昨年11月のマッピーの演奏とブログ記事を見て、大野木さんの従兄弟のかた(MIDIソフトウェアメーカーのKUWATEC創業者)からコメントをいただいたんですが、親族のかたでも宣幸さんの訃報の詳細は殆ど知らされていないようです。

その時得られた情報によると、大野木宣幸さんは『静岡のお味噌屋さん』を継いだとされていますが、正確には修善寺の温泉旅館の跡取りをして、晩年は本当にひっそりと暮らしていたようです。

大野木宣幸さん紹介記事

大野木宣幸【ゲーム音楽作曲家列伝01】
これから新連載『ゲーム音楽作曲家列伝』の連載を開始いたします。第1回は初期ナムコタイトルの作曲家であり、2019年11月に訃報が伝えられた大野木宣幸さんです。

リブルラブル作品紹介

リブルラブルは1983年12月より稼働したアーケードゲームで、意外なことにファミコンには移植されていないんですよね。

なので、同時期の他のナムコタイトル(マッピーとか、ゼビウスとか、ドルアーガの塔とか)に比べると知らない人が多いかもしれません。

10年くらい後になってからX68000やスーパーファミコンに移植されていますが……

リブルラブルのゲーム内容は『リブル』と『ラブル』という紐の付いた矢印のようなものを操作して、敵を取り囲み、『バシシ』と呼ばれる魔力を発動して退治するというものです。

画面は緑や黄色を基調にした明るくてファンタジックな雰囲気で、小さいキャラが多数動き回ります。

音楽は抜けの良い音色で明るいメロディーを奏でていて、ゲーセンやゲームコーナーにこれが置いてあると一発でわかるほど目立つメロディーでした。

自分はリブルラブルが稼働していたときはまだゲーセンデビューしておらず、たまに家族に連れていってもらっていたデパートやショッピングセンターのゲームコーナーにあったものを、誰かがやっているのを眺めている、くらいの関わりでしたが、音楽はインパクト強かったので良くおぼえてます。

リブルラブルの音楽

リブルラブルで有名なのは、このメインテーマと、ボーナスステージのフラワー完成ミュージック、あとブライダル完成の『結婚行進曲』でしょうか。
全体に明るい音楽です。

今回演奏のメインテーマはメジャーキーのラテン(マンボとか)ぽい曲です。
ゲームはほとんどやったことないんですが、このメロディーは大好きでした。

フラワー完成ミュージックは、歌詞がついた『目蒲線の女』バージョンが有名ですが、フォルクローレぽいメロディーですよね。

ブライダル完成ミュージックはメンデルスゾーンの『結婚行進曲』ですが、この時代の音源でこの音の厚みは尋常ではないです。
ナムコのC30波形メモリ音源をフルに生かしています。

イントロが難関【ソロギター演奏】

メインテーマを演奏するなら、ゲームスタートのテーマも組にして演奏したかったので、一緒に採譜して、イントロとエンディングにゲームスタートのテーマを当てています。

ただ、これをやることで難易度が星2つくらい上がる感じなので少し悩んだんですが、やはりこれが無いと物足りないので、入れました。

テーマ部分だけなら初心者でもチャレンジできるレベルと思います。

ゲームスタート部分はクラシックではよくあるラインで、ピアノやアンサンブルなら何てことないと思いますが、ソロギターでベースも入れてとなると、結構難しいです。
『マッピー』でも全く同じ動きが出てきますが、ディミニッシュコードが挟まるのがミソですね。

本編テーマに入ると、コードもテクニックも難しいことはやっていませんが、リズムが細かい部分もあるので凄く簡単、とまではいきません。

そして、1ループだと1分も無いので2ループやってエンディングにもう一回ゲームスタートのテーマを付けて、1分半ほどのサイズにしました。

ゲーム音楽は短いものが多いので、演奏の構成に悩むときがあるんですが、折角記事もつけて動画にするなら、最低1分の長さは確保したいという方針でやってます。

2ループ目のBメロはアルペジオで演奏しています。

リブルラブル メインテーマ コード進行

イントロ
G6/A♭dim Am7/B♭dim G6/B♭dim Am7/D7
G A♭dim Am7 D7

Aメロ
G G G G
G G Am Am
Am7 Am7 G/Am7 E7(onG♯)
Am7 D7 G G

Bメロ
Am7 D7 G G
Am7 D7 GM7 GM7
E7 E7 Am7 Am7
D9 D9 G G

Aメロ、Bメロ繰り返し

アウトロ(イントロと同じ)
G6/A♭dim Am7/B♭dim G6/B♭dim Am7/D7
G A♭dim Am7 D7
D7sus4 D7sus4 G G

コード進行分析

イントロ
■Gメジャー
Ⅰ/♭Ⅱdim Ⅱm7/♭Ⅲdim(Ⅴ7代理) Ⅰ/♭Ⅲdim Ⅱm7/Ⅴ7
Ⅰ ♭Ⅱdim Ⅱm7 Ⅴ7

Aメロ
Ⅰ Ⅰ Ⅰ Ⅰ
Ⅰ Ⅰ Ⅱm7 Ⅱm7
Ⅱm7  Ⅱm7 Ⅰ/Ⅱm7 Ⅵ7
Ⅱm7 Ⅴ7 Ⅰ Ⅰ

Bメロ
Ⅱm7 Ⅱm7 Ⅰ Ⅰ
Ⅱm7 Ⅱm7 Ⅰ Ⅰ
Ⅵ7 Ⅵ7 Ⅱm7 Ⅱm7
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅰ Ⅰ

Aメロ、Bメロ繰り返し

アウトロ(イントロと同じ)
Ⅰ/♭Ⅱdim Ⅱm7/♭Ⅲdim Ⅰ/♭Ⅲdim Ⅱm7/Ⅴ7
Ⅰ ♭Ⅱdim Ⅱm7 Ⅴ7
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅰ Ⅰ

シンプルイズベストを地で行く進行【コード進行のポイント】

イントロとエンディングのパッシングディミニッシュがちょっとしたポイントです。

パッシングディミニッシュ自体は珍しくはないんですが、この曲の場合はこれで演奏難易度が上がっていますので。

Aメロに入ってからはシンプルな進行ですが、E7(onG#)=Ⅵ7がいい味を出しています。

BメロはⅡsus4から入ってるのがポイントで、Aメロからメロディーはそのままで、コードの順番が入れ替わっています。

BメロもE7=Ⅵ7がいい感じですよね。

シンプルだけど巧みな作り方で、印象に残る曲になっています。

1980年代アーケードゲームのゲーム音楽 ソロギターアレンジ

1980年代アーケードゲームの楽曲 ソロギターアーケード
1980年代のアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)の楽曲のソロギターアレンジをまとめてあります。

コメント