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ファイナルファンタジーシリーズ チョコボのテーマ【ギター演奏・コード進行57】

ファイナルファンタジー チョコボのテーマ
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難易度☆☆☆★★(易しい)

1988年:ファミリーコンピュータ(NES)
初出はファイナルファンタジー2
メーカー:
スクウェア(SQUARE)
タイトル名:
ファイナルファンタジーシリーズ(Final Fantasy)
曲名:チョコボのテーマ
(Chocobo Theme)
作曲:
植松伸夫(Nobuo Uematsu)

この曲は、かなり以前からリクエストを頂いていて、ずっとやりたかったんですが、お正月休みにちょっとアレンジしてみたら、わりと良い感じだったので、ちゃんと作ってみました。

昔から思っていたんですが、『謎の中毒性』系ゲーム音楽の、最もたる曲ですよね。

『謎の中毒性』系とは、感動する、というのと違うけど、1度聴くと頭の中で延々とループしてしまうような、高インパクトな曲のことを言ってます。

チョコボってどんな生き物?

まず、このチョコボという生物ですが、ファイナルファンタジーシリーズのほぼ全作品に登場する、FFのマスコットキャラクター的な存在です。

ダチョウ+ヒヨコみたいな見た目で、主人を乗せて走ります。

草食で、亜種が何種類かいますが、黒チョコボ以外は羽が退化していて飛ぶことはできません。
そのかわりに時速80キロくらいで走れます。

FF作品中では、主人公が最初に手に入れる乗り物、という設定が多いですが、その可愛らしさから非常に人気が高く、チョコボが主人公になった外伝作品も作られました。

公式情報ではチョコボのモデルはチョコボールの『キョロちゃん』で、チョコボのネーミングもチョコボールからきているらしいですが、人を乗せて走る、というところは『風の谷のナウシカ』に出てくるトリウマがモデルなんじゃないかな~、と思います。

チョコボのテーマについて【曲紹介】

チョコボの初登場はファイナルファンタジー2ですが、2の段階だとほんとにチョイ役の扱いで、植松さんも、一過性のキャラクターだという認識だったようです。

『チョコボのテーマ』も2が初出ですが、2の段階では4小節ループという凄く短くてシンプルなものでした。

しかし、2でチョコボが人気を博したため、3でも登場させて、テーマ曲も4倍サイズの16小節(イントロ入れると20小節)に大幅に作り足されています。

それ以降はファイナルファンタジーシリーズのマスコットキャラクターとして定着して、毎回色んなアレンジの『チョコボのテーマ』が作られて、シリーズ作品の楽しみの一つとなっています。

歴代『チョコボのテーマ』は、ボサ、サンバ、マンボなどのラテンアレンジが多いですが、ロックアレンジや三拍子化されたワルツアレンジなどもあります。
全体に楽しくてテンションが上がるような曲調です。

登場回数やアレンジバリエーションの多さなどを考えると、ある意味、植松伸夫さんの代表曲と言ってもいいかもしれませんね。

最初、ファイナルファンタジー2の4小節ループを作った時、こんなことになるとは、植松さんご本人は全く想定していなかったと思いますが。

植松伸夫さん紹介記事

植松伸夫【ゲーム音楽作曲家列伝12】
ゲーム音楽作曲家列伝 第12回はFF(ファイナルファンタジー)シリーズで有名な植松伸夫さん。1986年のデビュー以来、FFを中心にスクウェアの作品を手がけてきました。

ベースライン重視のアレンジ【ソロギター演奏】

まず、この曲は1ループ30秒程度と短いので、2ループアレンジにして、演奏時間を確保しました。

あとは、リズムトラックを少し時間をかけて作りました。
アレンジや録画より、リズムトラックのほうが時間かかっていたりします。

ソロギターアレンジの内容ですが、この曲は音域も狭いし、メロディーだけなら凄く簡単に弾けそうですが、このアレンジはベースラインを重視して作りました。

ベースラインですが、AメロのG→Fの流れがユーモラスで楽しいし、BメロでベースがC音にいくところの『抜け感』も美味しいところなので、ベースとても大事だと思ったんですよね。

リズムトラックもベースラインを補強する形で作りました。

メロディー自体は単純だし、ギターでもオープンコードのみ(アレンジでは3フレットのGは使ってますが)で、ほぼ弾けてしまうので、作り方によっては星一つの難易度で作れそうですが、上記のようにベースラインを強調したり、Aメロの掴みにフラメンコ風の速いパッセージを入れたりしたので、難易度は一つ上の星二つです。

謎の中毒性の正体

最後のコード進行のポイントで詳しく書きますが、この曲は通常のメジャーキーではなくミクソリディアンで出来ていて(あくまで自分の解釈ですが)、それが独特の印象を与えて、この曲のインパクトになってると思います。

冒頭で触れた謎の中毒性の正体は、このAメロのG→Fのベースライン+ミクソリディアンのメロディーの組み合わせなんじゃないかな~、と思ってます。
一度聴いたら忘れないですからね~。

チョコボのテーマ コード進行

イントロ(アレンジ)
G/F G/F G/F G/F

Aメロ
G/F G/F G/F G/F
G/F G/F G/F G/F

Bメロ
C6/D7(onF♯) G Am6/D7
C6/D7(onF♯) G A7(onC♯) Am/D7

Aメロ、Bメロ繰り返し

アウトロ(アレンジ)
G/F G/F G/F G/F
GM7(♯11)

コード進行分析

イントロ(アレンジ)
■Gメジャー
Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ

Aメロ
Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ
Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ

Bメロ
Ⅳ6/Ⅴ7 Ⅰ Ⅱm6/Ⅴ7 Ⅰ
Ⅳ6/Ⅴ7 Ⅰ Ⅱ7 Ⅱm7/Ⅴ7

Aメロ、Bメロ繰り返し

アウトロ(アレンジ)
Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ Ⅰ/♭Ⅶ

ミクソリディアンのメロディー【コード進行のポイント】

この曲は普通に分析するとCメジャーキーなんですが、自分はGメジャーキー(Ⅰにミクソリディアン使用)としました。

BメロはAm→D7→Gの動きが中心でGメジャーの色彩が強いですが、AメロCメジャー→BメロはGメジャーに転調とするか、転調無しのGメジャー一発とするか、どちらがいいか迷いました。

自分はGメジャー一発としました。

Aメロ途中でCコードを入れてみてもあまりトニック感が無いし、どちらかと言うとGコードがキーの中心に感じられたので、AメロのG→F進行はGメジャーキーのⅠ→♭Ⅶとしました。

まあ、解釈はどちらでもいいと思いますが、自分は感覚的にしっくりくるほうの解釈にしています。

ファイナルファンタジーシリーズ・植松伸夫さんの曲 ソロギターアレンジ

植松伸夫さん・ファイナルファンタジーシリーズの楽曲 ソロギターアレンジ
植松伸夫さんの手掛けたゲーム音楽のソロギターアレンジをまとめてあります。 主にファイナルファンタジー(FF)シリーズです。

ファミコンのゲーム音楽 ソロギターアレンジ

ファミコンのゲーム音楽 ソロギターアレンジ
ファミリーコンピュータ(ファミコン、NES)用に発売されたゲームの楽曲のソロギターアレンジをまとめてあります。

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