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ドラゴンクエスト3 村のテーマ【ギター演奏・コード分析47】

難易度☆☆☆☆★(初心者向け)

3週間ぶりの演奏動画アップになります。

動画自体は先週末には出来ていたんですが、テイク選定や記事執筆などが間に合わず、寝かせていたものです。

これから来月にかけて引っ越しがあるので、しばらくアレンジ&動画撮影は無理かも、ということで、9月に入ってからゲーム音楽とフラメンコギターの動画を撮りためしていました。

テイク選定と記事執筆なら隙間時間でも出来ると思いますので、しばらくは撮りためたもののうち、使えそうなものを選んで、記事をつけて小出しにしていこうと思います。

正式名称は『村』【曲紹介】

1988年 ファミリーコンピュータ
作曲:すぎやまこういち

ドラゴンクエスト3 レーベの村

ドラゴンクエスト3の曲は最初の頃にやった『おおぞらをとぶ』以来2曲目です。

アリアハンを出て最初に向かう『レーベの村』で流れ、ゲーム中の村で使われています。

この曲、正式名称は『村』ですね。
でも『ドラゴンクエスト3 村』というような書き方だと、音楽の事を指しているのが不明瞭なので、ここでは『村のテーマ』と呼ぶことにします。

ちなみに『街』という曲もありますね。

この曲の内容的ことや選曲理由は後ほど述べますが、まずドラゴンクエスト3という社会現象にまでなったゲームについて少し書きます。

ドラゴンクエスト3の作品概要

ドラゴンクエスト3は1988年2月にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、発売日には数kmの列ができるほどの人気ソフトでした。

後にスーパーファミコンとゲームボーイカラーでリメイクされ、そちらもヒットしています。

バッテリーバックアップや大容量ROMを採用してシステム的に進歩した3ですが、それでも構想が壮大すぎて容量が足りなくなり、色々カットされたらしいです。

タイトル画面のデモなども入りきらなかったため、黒画面にテキストのみとなったようですが、逆に『意味深な演出』と好意的に受け止められているという。

ロト三部作の完結編

ドラゴンクエストは1~3が『ロト編』、4~6が『天空編』と位置付けられて、それぞれ関連したストーリー・共通の世界設定となっています。

本作ドラゴンクエスト3はロト編の完結編ということで、勇者『ロト』や1~3の舞台となるアレフガルドの秘密が解き明かされることになります。

ちなみにロト三部作では3が時代的には一番古い時代という設定です。

ファミコン版ドラクエの音楽

ファミコン版のドラクエ(1~4)だと3が一番好きです。
次が2かな。

自分はドラクエシリーズの正規ナンバリング作品はスーファミ時代の6までしかやってないんですが、ドラクエの音楽は作品ごとのカラーがハッキリしてますよね。

ファミコン版のドラクエ作品の音楽について、自分の印象を書きます。

  • 1~凄く短期間で作られたらしいですが、『序曲』『広野を行く』『ラダトーム城』などシリーズを代表するような有名曲があります。全体にバロック調です。
  • 2~すぎやまさんのポップス作家としての側面が強く出た作品と思います。2つのフィールド曲、エンディング『この道わが旅』、そしてパスワード入力画面の『LoveSong探して』が有名です。
  • 3~名曲が目白押しで、自分としてはファミコン版最高傑作と思います。曲の傾向としてはロマン派っぽいです。今回演奏の『村』のほか、エンディング『そして伝説へ…』、フィールド曲『冒険の旅』、そしてここでも以前演奏したラーミアのテーマ『おおぞらをとぶ』などが有名で、3の音楽はTV番組などでもよく使われています。
  • 4~自分は1,2,3はスーファミ版でやったんですが、4をやったのはかなり後になってからなんですよね。なので、自分個人的に前三作より印象が薄いのかもしれません。ですが、一般的には全シリーズ中でも人気が高く『勇者の故郷』『海図を広げて』など、名曲も多いです。

『村のテーマ』の選曲理由など

ほかに有名曲が沢山あるドラクエ3の中で、なぜこの曲を選んだのか?というのは2つ理由があります。

自分の中では突出した癒し曲

1つ目の理由は、もちろん曲自体が好きなのもありますが、とにかく印象に残ってるんですよね。

言葉で表現するのが難しいですが、ファミコン・スーファミのドット絵の可愛らしい感じと、レーベの村の、ほのぼのした雰囲気とも相まって凄く癒されます。

ドラクエの街や村の音楽はメジャーキーの柔らかいメロディーで癒されるものが多いですが、この曲はそのなかでも一番おぼえやすくてキャッチーなものと思います。

ギターアレンジのやりやすさ

2つ目の理由は、ギター演奏的に取っつきやすそうだったからです。
キーも原曲のGメジャーキーが弾きやすそうだし、コードやメロディーも分かりやすいので。

この話題は次のソロギター演奏解説でやったほうが良さそうなので、このまま繋げます。

暗譜しやすく易しいアレンジ【ソロギター演奏】

この曲をやった理由の1つが『取っつきやすそうだったから』ということなのですが、ここ数ヵ月、難曲や長い曲をやる率が高かったし、現在なかなかゲーム音楽アレンジや、録画のための練習時間がとれていない中で、難易度低くて短い曲はないかな?と考えていました。

自分は基本、暗譜して演奏するので、1ループが長いとそれだけ暗譜するのが時間かかるんですよね。

暗譜のほうがいい理由は、読譜はそんなに得意ではないし、練習中や録画中に頻繁にアレンジを変えたりするので、暗譜のほうが楽なんです。

この曲はゆっくり目のテンポでやっても1ループ1分足らずだし、コードもダイアトニック5度進行ぽいので暗譜は楽でした。

ただ、実際にやってみるとメロディーとコードは易しいんですが、副旋律や伴奏パターンまでソロギターで再現しようとすると結構難しくなってくるので、細かいところはソロギターで弾きやすいように適当に処理しています。

結果としてギター的に取っつきやすいアレンジにはなったと思います。

演奏上注意するポイントをあげるとしたら以下の三点と思います。

  • Aメロで入る半音クリシェ
  • BメロのF♯m7♭5のところ。すぎやまさん十八番のハーフディミニッシュ使い
  • 最後にちょろっと入る和音の上行フレーズ。ここだけ素早くポジション移動

Dragon QuestⅢ “Villege” コード進行

Aメロ
G G Am/AmM7 Am7/Am6
D7(onF♯) D7 G/G6 GM7/G6
G G Am/AmM7 Am7/Am6
D7(onF♯) Am7/F♯7 Bm7 E7

Bメロ
Am7 D7 Bm7 E7
F♯m7♭5 F7(13) D7(onF♯) D7
G

コードアナライズ

Aメロ
■Gメジャー
Ⅰ Ⅰ Ⅱm Ⅱm
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅰ Ⅰ
Ⅰ Ⅰ Ⅱm Ⅱm
Ⅴ7 Ⅱm7/Ⅶ7(Ⅲmへのドミナントモーション) Ⅲm7 Ⅵ7

Bメロ
Ⅱm7 Ⅴ7 Ⅲm7 Ⅵ7
Ⅶm7♭5 ♭Ⅶ7 Ⅴ7 Ⅴ7

最後に少しだけマイナー系コードが登場【コード進行のポイント】

最後のF♯m7♭5→F13のところ以外はダイアトニックコード中心のシンプルな進行です。

ですが、Aメロは1回り目と2回り目でコード進行を変えてバリエーションをつけています。

そして最後のF♯m7♭5→F13のところは色んな解釈が成立しそうですが、基本的には以下のようになってます。

  • F♯m7♭5のほうはAm系やD7系のメジャーダイアトニック系統
  • F13のほうはB♭M7やDm7などのマイナーダイアトニック系統

自分はすぎやまさん的なコード進行ということを意識して、ハーフディミニッシュからのルート半音下降で解釈しました。

ドラゴンクエストシリーズ・すぎやまこういちさんの曲 ソロギターアレンジ

ドラゴンクエスト3 おおぞらをとぶ【ギター演奏・コード分析02】
ドラゴンクエスト3より『おおぞらをとぶ』のソロギターアレンジ演奏です。曲紹介・すぎやまこういちさんの紹介・コード進行など。
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