ドラゴンクエスト3「おおぞらをとぶ」【ギター演奏・コード進行02】

ドラゴンクエスト3 おおぞらをとぶ 動画
↑クリックで動画再生
※この動画は2022年3月に再アップしたリメイク版です

1988年:ファミリーコンピュータ(NES)
メーカー:エニックス(ENIX)
タイトル名:
ドラゴンクエストⅢ(Dragon Warrior3)
曲名:
おおぞらをとぶ(Heavenly Flight)
作曲:
すぎやまこういち(Koichi Sugiyama)
演奏難易度:☆☆☆★★(易しい)

ゲーム音楽ソロギター演奏動画・コード進行解説の第2弾は、ドラゴンクエスト3より「おおぞらをとぶ」です。

ドラクエといえば「序曲」が一番有名ですが、この曲もそれに並ぶ名曲です。

ラーミアのテーマ【曲紹介】

第1作からドラクエシリーズは、ほとんどの曲をすぎやまこういちさんが作曲しています。

自分、ドラクエ3はファミコン版はやっておらず、SFCのリメイク版をプレイしました。

この「おおぞらをとぶ」はドラクエシリーズ全曲の中でも一番好きな曲です。

ファミコンの音源だと使用楽器までは想像できないものが多いですが、すぎやまさんの曲は楽器の特性やフレージングなどを熟知しているので、PSGのピコピコ音でも使用楽器がすぐにイメージできます。

この曲はメロは人によって印象分かれそうですが「伴奏はハープでしょ」っていうのは音の並びだけで想像つきますよね。

ゲーム音楽家の下村陽子さんは、この曲がきっかけでゲーム音楽家になられたそうで「あんな曲を書けたら、死んでもいい」と公言しています。

カヴァーもいろんな方が演奏されてますが、ギターだと高中正義さんのものが有名です。

バラード調のアレンジ【ソロギター演奏】

冒頭のロングトーンはトレモロで表現してます。

最後、F♯m7(♭5)のコードを強調したかったのでフェルマータをかけています。

演奏の難易度はバラード調に仕上げれば比較的簡単だろうという予想でしたが、アレンジしてみると意外と難しかったです。

再収録版について(2022年3月24日更新)

この動画の旧バージョンはスマホのみで作っていて、音質の悪さが気になっていたので、ブログ開設4周年記念に合わせる形で録り直しをしました。

ベースのアレンジは旧バージョンからあまり変えていません。

おおぞらをとぶ コード進行

(1)
Amadd9  Em(onG) F69 Em7
Dm7 B♭9 E7 E9
Amadd9 G♯dim G7 F♯m7(♭5)
FM7 B♭9 E9sus4 E13

(2)
Amadd9  Em(onG) F69 Em7
Dm7 B♭9 E7 E9
Amadd9 G♯dim G7 F♯m7(♭5)
FM7 Em7 Amadd9 Aadd9

コード進行分析

(1)
■Aマイナー
Ⅰm Ⅴm7 ♭Ⅵ Ⅴm7
Ⅳm7 ♭Ⅱ7 Ⅴ7 Ⅴ9(メロディックマイナーP5B)
Ⅰm Ⅶdim(=Ⅴ7♭9) ♭Ⅶ7 Ⅵm7(♭5)(Aメロディックマイナーのダイアトニックコード)
♭ⅥM7 ♭Ⅱ7 ■Aメジャー Ⅴ7sus4 Ⅴ13

(2)
■Aマイナー
Ⅰm Ⅴm7 ♭Ⅵ Ⅴm7
Ⅳm7 ♭Ⅱ7 Ⅴ7(メロディックマイナーP5B) Ⅴ9
Ⅰm Ⅶdim(=Ⅴ7♭9) ♭Ⅶ7 Ⅵm7(♭5)(Aメロディックマイナーのダイアトニックコード)
♭ⅥM7 Ⅴm7 Ⅰm ■Aメジャー Ⅰ

微妙な調性感【コード進行のポイント】

この曲のポイントは2段目♭Ⅱ7→Ⅴ9(ⅤメロディックマイナーP5B)と3段目のⅥm7(♭5)、段落最後の同主調メジャー転調の3か所でしょうか。

調性がAナチュラルマイナー・Aメロディックマイナー・Aメジャーで微妙に移り変わってます。

すぎやまさんの曲の特徴ですがマイナー7th♭5(ハーフディミニッシュ)をうまく使います。

この曲ではⅥm7(♭5)として出てきますが、これが入ることで3段目からⅠ→Ⅶ→♭Ⅶ→Ⅵ→♭Ⅵと、綺麗なベース半音進行になってますね。

コメント