旧ブログから移行できていなかった記事とリンク切れなどが何カ所かあったので修正しました。このブログはリンクフリーです。(2019年3月16日更新)
スポンサーリンク

Ahead Our Way ファイナルファンタジー5メインテーマ 曲紹介27

FF5
(c)SQUARE ENIX

1992年 スーパーファミコン
作曲:植松伸夫

スポンサーリンク

Ahead Our Way ファイナルファンタジー5メインテーマ曲概要

前回のロマサガに続き、スクウェアのスーパーファミコン作品。

植松伸夫さん全盛期の名曲です。

ファイナル・ファンタジー・シリーズは、
自分はスーパーファミコン時代にやったきりなので、
4~6が一番音楽も馴染みがあります。

中でも5は個性的な佳曲揃いと思いますが
この曲は5のタイトル曲で植松節そのものです。

植松さんの作曲の特徴として、
コードの並びも転調もイレギュラーなものが多いんですが、
五度進行など安定的な進行も一定量入れていって、
メロの安定感を維持していくバランス感覚は流石です。

この曲はまさにそんな植松さんの作曲傾向が凝縮されています。

スポンサーリンク

植松伸夫さんと『プログレ』

植松伸夫さんのキャリア概要などについては
ファイナルファンタジー プレリュード・メインテーマ 曲紹介08 もご参照ください。

 

植松さんの特徴といえばプログレの要素があります。
この曲は聴こえはプログレ色強くないですが
コード進行はひねりが効いていて構造的にはプログレ色を感じます。
曲の最後からAメロに戻る転調が
やや強引な感じの全音転調になっていたり、そのへんです。
詳しくはコード進行分析のほうの記事でやろうと思います。

いずれにしろ、植松さんの音楽を語る上でプログレの影響は外せないので
ここで少し触れておこうと思います。

プログレとはプログレッシブロックのことで、
1970年代を中心にもりあがったジャンルです。

キング・クリムゾン、イエス、エマーソン・レイク・アンドパーマー(ELP)
ジェネシス、エイジア
といったバンドが代表的です。
やたら長い曲をやったり、コード進行やリズムも複雑化させたり、
とにかく頭を使ってロックミュージックを進化させよう、という趣旨のジャンルです。

プログレはクラシックやジャズの理論的な部分を応用していますが、
ロックの表現や楽器編成に合うようなプログレ独特の語法も生まれてきます。

ゲーム音楽界のプログレ派と言えば、
今までに植松伸夫さん、桜庭統さん、菊田裕樹さんの三人をご紹介しています。

曲を分析してみると、
たしかにこの三人のコード進行の作り方は共通項があるように思います。

具体的には同型コードの平行移動とそれに伴う転調を多用してます。
例えばメジャー7thコードを全音ずつずらしていくような進行とか。

この三人はアレンジも、シンセっぽい音の主旋律を好んだり
リズムはロック音楽ベースだったり、共通するものがありますよね。

スポンサーリンク

関連リンク

Ahead Our Way ファイナルファンタジー5メインテーマ ソロギター演奏・コード進行分析27

コメント