2022年のまとめと今後の展望【年末まとめ】

2022年も残すところ僅かとなりました。今回は毎年恒例の「年末まとめ」で、このブログの2022年中の活動を振り返りつつ、今後の展望を書いてみようと思います。

なお、ネット以外のギタリスト活動を含めた全体的な活動については、来年の年頭にフラメンコギターブログのほうで「近況と活動方針 新年号」としてお届けしますので、是非そちらも併せてお読み下さい。

ゲーム音楽ブログ2022年のまとめ

2022年は、現時点でアップした記事が34本、動画が25本(新作11本、リメイク11本、修正版3本)でした(出来たら年末休みにあと1、2本、記事や動画を制作してアップしたいところです)。

2021年が記事48本、動画17本でしたので、文章コンテンツのペースが落ちていますね。

このブログは基本的に「動画→文章→動画→文章」という形でコンテンツを配信しているのですが、今年は解説記事を伴う新規動画が11本と少なかったため、それに比例して文章コンテンツも少なくなったということです。

そして、肝心のPV数ですが、2022年はずっと横ばいでした。

具体的には、フラメンコギターブログと合わせて月間14000PV前後、ゲーム音楽ブログ単体では月間6500PV前後で、そこから大きく減ることもありませんでしたが、大きく伸びることもありませんでした。

ここから上のステージに行くためには、SEO施策だけでは難しいのかもしれませんが、引き続きアクセス増加のための研究を続けていこうと思います。

ブログPV数に関しては、現在はフラメンコギターブログの「近況と活動方針」で定期的に書いていますので、そちらもご覧ください。

過去動画リメイクについて

このブログの活動で、今年最も力を入れたのは過去動画のリメイク・修正です。

今年の3月から4月にかけて4周年記念企画として過去動画のリメイクに着手したのがキッカケなのですが、改めて過去動画をチェックしてみると、不満点が沢山出てきて、これらを放置したまま先に進むのは精神衛生上無理になってきたため、新作動画の公開ペースを落として過去動画のリメイクを優先してきました。

その結果、アレンジと収録をやり直したリメイク動画が11本、リズムトラック・音ズレ・画面明るさなどの修正をした動画が3本、合計14本の動画を作り直して再アップすることになりました。

ちなみにですが、このリメイク過程はまだ完結しておらず、これから年末年始にかけて3本ほど追加でリメイクする予定のものがあるし、今後もライブ演奏や譜面化などをキッカケにして新たに発生してきそうな気配もあります。

動画リメイクは成長の軌跡

現在、リメイク対象としているのは初期の頃に作った動画が中心となっています。

初期の頃に取り組んだ曲は、それだけ優先順位が高い=思い入れが強い曲でもあるのですが、最初の頃は1曲にあまり時間をかけておらず、採譜・アレンジの精度も未熟だったため、改めて今の基準でチェックしてみるとリメイクしたほうが良いと感じるレベルのものが多いのです。

逆に考えると、ここ4年半ほどで自分自身の採譜やアレンジのレベルが上がっているということで喜ばしい面もあるのですが。

とくに、耳が良くなったのは感じています。

以前に比べてコードの内声とか、オンコードになっているところのベースとか、音副旋律などの細かい違いが明確に判別出来るようになってきたため、数年前は気にならなかったことが、気になるようになって来たということですね。

アレンジに関しても、初期の頃はブログとYouTubeの量的充実を目指して曲数を増やすこと優先していたため、今の基準だと妥協しなかったような所も簡略化して短期間でアップしているケースが多かったのですが、多くの曲で「もう少し工夫&練習すれば完成度が大幅に上げられたよね?」というのを感じるので、今になって「全部直すのは無理だけど、どこまで直すべきか?」ということに頭を悩ませている次第です。

記事のリライトもそうなのですが、これは次のステージに行くためにコンテンツの質を底上げしていく作業だし、演奏動画の譜面化・タブ譜化(後述)を意識するなら尚更やっておいたほうが良いので、もうしばらくは新規コンテンツを抑制してでも頑張りたいと思います。

文章コンテンツについて

現在、当ブログの文章コンテンツは「ゲーム音楽作曲家列伝」がメインとなっていますが、昨年頭に本編が一段落して「番外編」に突入しました。

ただ、このシリーズの執筆について実情を申し上げますと、現在、作曲家列伝は下書きが大量に溜まっていて収拾がつかなくなってきています。

もともと作曲家列伝は、自分が馴染みがある作曲家のうち、ゲーム音楽専業(過去形含む)の日本人で一定の知名度がある方に絞って紹介していましたが、今年から範囲を広げてゲーム音楽専業でない作曲家や外国人作曲家を「番外編」として紹介を始めました。

一方で、今まであまり馴染みが無かった作曲家についても調査を進めているのですが、調べれば調べるほどゲーム音楽に携わる作曲家って沢山いて、今リストアップしているのが本編と番外編合わせて200人近く、そのうち下書きに着手している記事が60本以上(!)という状況です。

この数だと、基本的な情報を収集して「記事にするか?」ということを判断するだけで相当な時間がかかってしまい、正直、手に余っています。

現在「どの範囲まで記事にするのか?」「合計何本くらいになるのか?」という事は、未だに底が見えない状況ではありますが、基本方針はイメージしていますので、それを書いておきましょう。

作曲家列伝の執筆方針

現在考えているゲーム音楽作曲家列伝シリーズの執筆方針ですが、仮に、元々やっていた作曲家列伝を「本編第1部」(全45回)、現在進行中の番外編を「番外編第1部」(現時点で13回)とするなら、番外編第1部は20回くらいで一段落させ、「本編第2部」に入ろうかと。

本編第2部は本編第1部と同程度のボリュームの予定で、さらにその後、番外編第1部と同程度のボリュームの「番外編第2部」をやろうかと。

そのあたりまでで、ここからあと2年以上はかかると思いますが、現在下書き中の60本の記事は消化される計算です。でも、今の下書きの増え方を見ると第3部までやることになるかも知れません。

今後の作曲家列伝の方針としては「自分のモチベーションが続く限り、移動などの隙間時間を活用して調査と下書きを継続していく」という感じなのですが、他に優先的に書きたいネタが出てきたら、作曲家列伝は不定期更新にするかも知れないし……といったところです。

テーマ別まとめ動画・記事について

昨年(2021年)のまとめに、今年(2022年)やりたい事として挙げた「テーマ別まとめ動画・記事」というのがありました。

結果的に、今年は過去動画のリメイクを優先したために手を付けられなかったのですが、構想自体は温めていますので、リメイク活動が一段落したら実現に向けて動き出したいと思います。

これは、ゲームタイトル別やシリーズ別、作曲家別などのテーマ毎にまとめ動画と記事を作っていくというもので、同じテーマの演奏動画を何本か束ねて編集、解説テロップや解説記事なども付けて、その作品シリーズや作曲家のファンの方に楽しんでもらおうというものです。

ただ、これをやるとして「どのくらい同じテーマの動画が溜まったらまとめるか?」というタイミングが難しいというのはありますよね。

一回でまとめる本数をあまり欲張るとなかなか作れなくなるだろうし、1本あたりの制作も大変になるので、5本程度でまとめて、同じテーマでも第1集、第2集とか、動画が増えたら追加出来る形が良いかもしれません。

譜面化・タブ譜化について

譜面化・タブ譜化についても、ここ数年ずっと検討中なのですが、(ゲーム音楽関連以外も含めて)他にやることが多過ぎて、なかなか着手出来ずにいます。

ただ、現在取り組んでいる初期動画のリメイクにしても、譜面化・タブ譜化を見据えてやっているという面があるし、まずは現状のアレンジ不満点を一定解消した上で、時間的に可能なタイミングで譜面化・タブ譜化に着手ということになると思います。

ただ、「限られた時間の中で、譜面・タブ譜化を優先するか、新規コンテンツの追加を優先するか?」という悩みが予想されるし、何かキッカケあって譜面化・タブ譜化の優先度が上がれば新規コンテンツのペースを抑えて取り組むことになると思うのですが。

――以上、2022年のまとめと今後の展望をお届けしました。今年一年間、当ブログへのご愛顧ありがとうございました。来年も頑張って活動していきますので、よろしくお願いいたします!

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