今回は2020年5月の月間活動のまとめをお届けします。
2020年5月のアクセス状況など
いつもはゲーム音楽ブログのほうが記事のアップ数が多いんですが、5月は珍しくフラメンコギターブログのほうがアップ数が多かったです。
そのせいか、ゲーム音楽ブログはややアクセス減、4月までイマイチだったフラメンコブログはかなり復調して、PV数で2倍くらいあった差が縮まっています。
結果、全体のアクセスはやや増加となりました。
そんな感じで、表面上の数字は無難なものなんですが、5月6日あたりから、それまで絶好調だったGoogle検索からの流入が急減して、未だに下がり続けているので、雲行きがあやしいんですよね。
今回はGoogle検索からのアクセス数増減の考察と、文章コンテンツの連載方針や「ゲーム音楽を弾こう!」の整理・再構築について書きます。
ブログ運営は現状維持
世間は新型コロナウイルスに振り回されて、自分も音楽活動に影響が出まくっていますが、2つのブログでそれぞれ週1本の文章連載と、2ブログ合わせて月に3、4本の動画発表、というブログ活動の目標ペースは据え置いています。
ただ、5月は「ゲーム音楽作曲家列伝」の執筆が追いつかなかったり、動画制作する時間があまりとれなかったりで、ゲーム音楽ブログは5月下旬はあまり記事をアップできませんでした。
ブログ活動に関しては、今後もこれくらいのペースを守って継続できたらと思っています。
Google検索流入数の増減について
Google検索からの流入が5月5日頃まで絶好調で、過去最高の数字を記録していたんですが、5月6日より急減して未だに下落傾向が続いています。
今回はGoogle検索からのアクセスの増減というテーマを考察してみます。
Google検索からのアクセスの割合
自分の運営サイトのPV数全体に占める検索流入の割合ですが、ゲーム音楽ブログのほうは、2018年のうちから70%から80%ありました。
フラメンコギターブログのほうは当初は50%未満でしたが、2019年夏頃から検索流入の割合が増えはじめて、現在はゲーム音楽85%前後、フラメンコギター75%前後という割合です。
現在はアクセスの大半がGoogle検索からの流入ということなので、検索からのアクセス増減はサイト発展にとって最重要事項なんですが、これはかなり不安定で、様々な要因で大きく変動する厄介なものです。
検索アクセスの変動傾向
検索アクセス変動に共通の傾向として、アクセスが伸びるときはジワジワですが、アクセス数が低下するときは急激に落ちる、というのがあります。
考えてみると、アクセス増加のほうは皆そうなって欲しくて常時競争状態なわけだし、一時的に盛り上がっても、それを維持するのは難しですよね。
何か特別なテクニックを使って一気に達成できるものでは無いように思います。
アクセス増加に関しては、サイトのアクセスを下げないように問題点を解決しながら、コンテンツの質を上げてサイトを充実させていった結果、ジワジワとアクセスが増えるというパターンが王道だと思います。
アクセス減の原因
問題は検索アクセスが大幅に減る場合です。
今まで、主に二つのパターンがありました。
- サイトの大幅変更
- Googleのアルゴリズム更新
一つずつ解説します。
サイトの大幅変更
ドメイン変更・サイト引っ越し・大規模リライトなどの大きな変更をしたとき、かなりの確率で大幅なアクセス減に見舞われています。
2サイトとも、ドメイン変更はサイトのPVがごく少ない段階でやっているので影響は小さかったんですが、2019年3月に実施したサイト引っ越しでは壊滅的な下げ幅になり、回復に4か月を要しています。
その回復直後、2019年の8月から9月には大規模リライトを実施しました。
このリライトは、ゲーム音楽ブログのほうは再び検索アクセスの半減を招きましたが、短期間で回復、その後横ばい、という経過でした。
一方、フラメンコギターブログのほうは検索アクセスが大幅に伸びるきっかけとなり、明暗がわかれました。
こうなった原因の正確な分析は出来ませんが、結果を見る限り、サイトの大きな変更で検索アクセス減になった場合、下げ幅が大きく、回復にも時間がかかる傾向なので、今後、一気に大幅変更というのはなるべく避けたいものです。
Googleのアルゴリズム更新
Googleは検索結果表示の精度を上げるために、常に検索エンジンのアルゴリズム更新を行っていて、数か月から半年に1回くらいの頻度で検索順位や検索表示回数に大きな影響を与えるような大規模なアルゴリズムのアップデートがあります。
アルゴリズム変更によるアクセス変化は急激に動くのが特徴です。
サイト側は何も変えていないのに、急激にアクセスが増減する現象は今まで何回かありましたが、Google検索のアルゴリズム変更が原因になっている可能性が高いと思われます。
そして、こちらもアクセスが減る場合が多いです。
今回の2020年5月のケースだと、2サイトともに5月5日までは絶好調で過去最高ペースだったのが、5月6日から7日にかけて検索表示回数と掲載順位が急降下して5月10日頃には検索流入が直近ピークの約半分まで落ち込みました。
調べたらやはり5月5日頃にGoogleの大幅アップデートがあったらしいですね。
今までの経験上、Googleのアルゴリズムの大幅変更後は小幅に調整されるのか、中身のしっかりしたコンテンツであれば短期間(1か月から2か月くらい?)で影響が緩和されて元の位置に近いところに戻っていく場合が多いと感じてますが、今回は5月末時点でまだ下落が続いているので、対策が必要になるかもしれません。
(追記)
最近のGoogleはモバイル環境でのサイト表示スピードや、操作の快適性を重視している傾向が顕著なので、5月31日よりサイトの軽量化・快適化に着手ました。
これについて、次回6月のまとめ記事で詳細を書こうと思います。
文章連載企画について
2月から始めた、このブログの現行連載「ゲーム音楽作曲家列伝」は、5月後半は下書きに集中していましたが、これから順次投稿していこうと思います。
この連載は、まだまだ続く予定ですので、お楽しみに!
フラメンコギターブログで連載中の「音楽理論ライブラリー」は、こちらのブログにある「ゲーム音楽を弾こう!」などにも点在していた音楽理論ネタを集約して再構築したものです。
こちらは間もなく連載終了予定ですが、終了後は2月から休筆中の「フラメンコ音楽論」の執筆に戻りたいと思います。
「ゲーム音楽を弾こう!」の整理・再構築
昨年連載していた「ゲーム音楽を弾こう!」ですが、音楽理論関係を「音楽理論ライブラリー」に移動したり、例題曲アレンジ解説を各曲の演奏記事に統合したりしていて、徐々に整理を進めていました。
「ゲーム音楽を弾こう!」は、もともと24本の記事からなる長期連載でしたが、記事を統廃合して内容を再構築する作業が5月末をもって完了できたので、お知らせいたします。
音楽理論関連の内容は「音楽理論ライブラリー」に集約したので、「ゲーム音楽を弾こう!」では、耳コピーとソロギターアレンジ手法という実技的なことに的を絞って構成しなおしました。
一度お読みになった方も「音楽理論ライブラリー」とあわせて再読されると、新たな発見があるかも?
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