メダロット2「Easygoing」【ギター演奏・コード進行93】

メダロット2 Easygoing 動画
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1999年:ゲームボーイ(GAMEBOY)
メーカー:ナツメ(NATSUME)
タイトル名:メダロット2(Medabots2)
曲名:Easygoing
作曲:山下絹代(Kinuyo Yamashita)
演奏難易度:☆☆☆★★(易しい)

ゲーム音楽ソロギター演奏動画・コード進行解説の第93弾は、メダロット2より「Easygoing」です。

この曲は少し前に、あいみょんの2019年のヒット曲「マリーゴールド」とそっくり、ということで騒がれていましたが、そのことは抜きにしても以前からずっと好きな曲でした。

今回の記事では、あいみょん「マリーゴールド」との比較検証もしてみました。

メダロット2の作品概要

メダロットシリーズの楽曲を演奏するのは、昨年(2020年)末にやったメダロット5「VSハードネステン」以来です。

メダロットシリーズの概要は、上の「VSハードネステン」の記事内で書いていますので、そちらもご一読いただけたらと思います。

メダロット2はメダロットシリーズの第2作で、1999年に発売されたゲームボーイ用のタイトルです。

前作、メダロット(1997年)から7年後の世界という設定で、天領イッキが主人公です。

ちなみに、メダロット2と3と4の3作品はイッキが主人公の3部作となっていて「イッキ編」と呼ばれています。

メダロット2では初めてメダフォースシステム(MPみたいなもので、これを消費して特殊能力が使える)が導入されたり、ストーリーの進め方でエンディングが変わるマルチエンディングになったりしました。

メダロットの音楽は山下絹代さんが担当

メダロットシリーズの楽曲は、初代悪魔城ドラキュラ(1986年、コナミ)でデビューして、コナミ矩形波倶楽部で活躍後、フリーランスの作曲家として活動していた山下絹代さんが担当しています。

山下さんの音楽性は「いかにもゲーム音楽」的な楽曲を作るのが得意で、メダロットの世界観にもばっちりハマっていると思います。

山下さんの楽曲の中でもメダロットシリーズのものは、明るく元気な曲調が多いですよね。

今回演奏する「Easygoing」もそんな感じの曲です。

Easygoingについて

自分はゲームボーイ版のメダロットは全てプレイしていますが、正直ゲーム内容に関しては2、3、4は記憶が混じったりしていて曖昧にしか覚えていません。

ですが、この「Easygoing」のメロディーだけは鮮明におぼえていて、20年くらい経過してもたまに脳内再生されます。

自分の記憶だと建物内で流れるBGMだったと思うのですが。

そしてこの曲は、あいみょんの「マリーゴールド」との類似性が取り沙汰されていたのは記憶に新しいので、今回はその事に関して自分の感じたことを書いてみます。

あいみょん「マリーゴールド」の件

しばらく前に、あいみょんの2019年のヒット曲「マリーゴールド」のサビの部分が、今回演奏した「Easygoing」のAメロに酷似しているということがインターネット上で話題になっていました。

自分はメダロット2「Easygoing」は前々から凄く好きな曲だし、「マリーゴールド」も一時、嫌と言うほどメディアから流れてきて聴いてはいたんですが、そこまで似ていると思ってなかったんですよね。

で、改めて聴き比べてみましたが「マリーゴールド」も「Easygoing」も、いわゆるカノン進行で出来ているし、リズムの感じも似ていますが、ネットで言われてるほど似ているとは思いませんでした。

カノン進行はJ-POPの王道進行の一つなので、この進行で作られたヒット曲は大量にあります。

カノン進行はCメジャーキーでやるとこんなやつです。

C G Am Em
F C F G

カノン進行については、後ほど「コード進行のポイント」で詳しく書きます。

あとは、これもネットで指摘されていることですが、1995年の小沢健二さん「さよならなんて云えないよ」もカノン進行で、上記2曲とかなり似ています。

あいみょんがメダロット2をプレイしていた、という可能性は低そうだし(いや、なきにしもあらずか?)、どちらかというと、あいみょんはオザケンに影響を受けたと考えるのが自然じゃないでしょうか?

シンプルアレンジだけどオンコードに注意【ソロギター演奏】

今回のギターアレンジは難しいことは一切やっていないし、曲自体もシンプルなコード進行なので、初心者でも取り組める難易度にすることができました。

原曲はB♭メジャーキーですが、解放弦が使えるように半音下のAメジャーキーでアレンジして、実際の演奏では1フレットにカポタストをつけてオリジナルキーに戻しています。

以下、Aメジャーキーという前提でお話します。

ポイントとしては、ルート音以外をベースにしたオンコードを多用しているのと、Bメロのオクターブ跳躍の所が少し難しいかな?というくらいです。

このBメロをスムーズに弾くためにAメジャーキーに移調したわけですが。

それから1ループが短い曲なので、Aメロを繰り返しにして少しボリュームアップしています。

Easygoing コード進行

※オリジナルのB♭メジャーキーをAメジャーキーに移調(演奏では1カポなので実音はB♭メジャーキーに戻しています)

Aメロ
A E7(onG♯) F#m7 C♯m(onE)
D A Bm9 E7

Aメロ繰り返し(アレンジ)

Bメロ
F♯m E7 D E7
F♯m E7 D(onF♯) D(onF♯)
E7 E7

コード進行分析

Aメロ
■Aメジャー
Ⅰ Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅲm7
Ⅳ Ⅰ Ⅱm7 Ⅴ7

Aメロ繰り返し(アレンジ)

Bメロ
Ⅵm Ⅴ7 Ⅳ Ⅴ7
Ⅵm Ⅴ7 Ⅳ Ⅳ
Ⅴ7 Ⅴ7

カノン進行【コード進行のポイント】

先ほど、カノン進行の話が出ましたのでカノン進行が使われているAメロの解説します。

ストレートなカノン進行を今回のアレンジのキーであるAメジャーキーで書くと以下のようになります。

A E F♯m C♯m
D A D E

「Easygoing」のAメロはこうなっています。

A E(onG♯) F♯m C♯m(onE)
D A Bm9 E7

オンコード化してベースが下降進行になるようにしていますよね。

カノン進行に即したコード付けにしましたが、5小節目のC♯m(onE)はAM7(onE)でも良いですよね。代理コードなので本質は変わりません。

7小節目のBm9もDM7とは同じサブドミナントコードで代理関係です。

ですので、ほぼカノン進行そのまんまの進行です。

「マリーゴールド」もそうですが、カノン進行は印象的なメロディーを生み出す魔法のコード進行ですね。

そしてBメロもダイアトニックコードのみで作られていて、とてもシンプルです。

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