今回作品より曲紹介記事を先行配信しています。このブログはリンクフリーです。(2019年6月15日更新)
スポンサーリンク

バテンカイトス2 The valedictory elegy 曲紹介09

maxresdefault4
(C)Nintendo Co., Ltd.

2005年 ゲームキューブ
作曲:桜庭統

 

スポンサーリンク

バテンカイトス2 The valedictory elegy曲概要

意表をついて少し新しめの曲いってみました。(といっても13年前か。。)
バテンカイトス2は未プレイなのでゲームについてはほとんど何も語れませんが、
闘技場でかかるバトル曲ですね。

自分は2016年~2017年にかけて、古いものから新しいものまで様々なゲーム音楽を聴いて
気になった曲は未プレイでも採譜したんですが、これもその中の1曲です。
泣きのバイオリンと軽快なロックアレンジがうまくマッチしていい味を出していると思います。
メロディーが非常に美しいし、テクニック的にもソロギターで弾きごたえがあるかな、と思って取り上げました。

作曲者の桜庭統さんは累積仕事量で言ったら、おそらくゲーム音楽界でトップだと思いますが、
一体何曲あるのかもわからないほど沢山ある桜庭さんの曲なかでも、傑出した一曲だと思います。
メロディーや曲の作りも非常に桜庭さんらしさが出ているし、
桜庭さんの曲の中で好きな曲トップ3に入ります。

スポンサーリンク

ゲーム音楽界の鉄人、桜庭統さんについて

植松伸夫さん、菊田裕樹さんもそうなんですが、桜庭さんはプログレマニアとして有名です。
大学在学中は『Deja-VU』というプログレバンドをやっていたようです。

自分の知る限り、ゲーム音楽家はクラシックかプログレをバックボーンに持つ人が多いと思います。
例えばスクエアの安藤まさひろさんのように、フュージョン畑の人がゲーム音楽を作ったら、
すごく評価されたみたいな例はありますが、
ゲーム音楽専業の作曲家はクラシック・プログレ出身者が多いですね。

桜庭さんがゲーム音楽を作りはじめたのは
1989年にウルフチームに入社してからです。
デビュー作は『斬 ?陽炎の時代?』。
ウルフチーム時代の桜庭さんのアシスタントには、あの光田康典さんがいたのは有名な話です。

桜庭さんはプログレバンドでプロを目指していただけあって、
鍵盤奏者としても高い技術を持っていて、光田さんいわく
桜庭さんの制作は、リズムトラックに合わせて鍵盤をだーーーっと弾いて、
後は適当にやっといて、みたいな制作スタイルだったらしく、
コードの構成音やメロディーの一音までこだわりぬいて作る光田さんとは対極なのが面白いです。

バテンカイトス・シリーズのほか、彼が手掛けた中で特に評価が高いものは

『テイルズ』シリーズ
『スターオーシャン』シリーズ
『ヴァルキリープロファイル』シリーズ
『黄金の太陽』シリーズ

あたりでしょうか。これだけでも40タイトル以上ありますね。。

彼の凄いところは、1989年のデビューから現在までずーーーっと一貫して大量の仕事をこなしていることです。
普通の作曲家は一時は大量の仕事をしても、数年で仕事量が減ったりするものだし、
植松さんクラスの大御所でもさすがにここ10年くらいは仕事量が減っているくらいなのに、
まさに『ゲーム音楽界の鉄人』といえる仕事ぶりです。

やはり、曲のほとんどの部分を鍵盤の手癖フレーズで作るような、
彼の制作スタイルがそれを可能にしている気がします。
一曲一曲、頭を悩ませて神経をすり減らして作っていたら、あの仕事量だと精神病になりますww
まあ、それであれだけのことが出来てしまうのだから、鍵盤のフレーズも大量の引き出しがあるんでしょう。

スポンサーリンク

関連リンク

バテンカイトス2 The valedictory elegy ソロギター演奏・コード進行分析09

 

コメント