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幻想水滸伝2 回想~Reminiscence【ソロギター演奏・コード進行73】

幻想水滸伝2 回想~Reminiscence 動画
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難易度☆☆★★★(普通)

1998年:プレイステーション(PlayStation)
メーカー:コナミ(KONAMI)
タイトル名:幻想水滸伝2(Suikoden2)
曲名:回想(Reminiscence)
作曲:東野美紀(Miki Higashino)

今回の演奏は幻想水滸伝2より『回想~Reminiscence』をお届けします。

オープニングのスタッフロールで流れるピアノ曲ですが、東野美紀さん1990年代の代表曲です。

この曲、ギターでのカヴァー演奏は少ないのでアレンジして弾いてみました。

幻想水滸伝2の作品概要

幻想水滸伝シリーズはコナミから発売されたRPGシリーズで、第一作の『幻想水滸伝』は1995年にプレイステーション向けソフトとして発売されました。

現在、幻想水滸伝シリーズは第5作(2006年)まで作られていますが、今回紹介するのは1998年12月に発売されたシリーズ2作目の『幻想水滸伝2』です。

なお、派生作品も含めると幻想水滸伝シリーズは全13作、最終作品は2012年の『幻想水滸伝~紡がれし百年の時』(PSP)です。

幻想水滸伝シリーズの世界観は、タイトルに『水滸伝』と冠されている通り、『108星』など水滸伝の要素が採り入れられていますが、地名や人物名などは西洋風で、衣装や文化などは東洋と西洋が混じった無国籍なものとなっていて、原作の水滸伝のカラーはそれほど強くありません。

幻想水滸伝2は、前作の幻想水滸伝1との繋がりが強く、前作のデータを読み込んでプレイする事ができて、共通の登場人物も多かったです。

シリーズ全般に言えますが『幻想水滸伝2』も、よく練られた長いシナリオと、やり込み要素がゲームファンに高い評価を受けている名作RPGです。

幻想水滸伝2の音楽

幻想水滸伝シリーズは1&2と、外伝1&外伝2までは東野美紀さんがメインコンポーザーを務め、3と4は山根ミチルさん、木村雅彦さん、三浦憲和さんらにバトンタッチしています。

2の楽曲制作には東野美紀さんの他に深見慶子さん、佐藤敦史さんも参加されていますが、8割くらいが東野さんの作で、今回演奏の『回想~Reminiscence』も東野さんの作曲です。

東野美紀さん紹介記事

東野美紀【ゲーム音楽作曲家列伝09】
ゲーム音楽作曲家列伝 第9回は、コナミに在籍して1985年1月にイーアルカンフーでデビュー、グラディウスや幻想水滸伝などの音楽を作った東野美紀さんです。

東野美紀さんというと、初期作品のグラディウス、沙羅漫蛇などのテクノ&プログレなイメージが強いですが、彼女はクラシック音楽を専門的に学んでいて、オーケストラ譜が書ける人です。

幻想水滸伝1,2の音楽は東野さんのクラシック音楽的なカラーが色濃く出ていて、初期のテクノっぽい作品と幻想水滸伝1,2の音楽を両方聴いて、はじめて東野さんの音楽性の全体像が見えてくる感じですよね。

シンプルなバラード演奏【ソロギター演奏】

今回は極力原曲のピアノの雰囲気をギターで再現する方向でアレンジしました。

原曲はB♭マイナーというソロギターでは弾きづらいキーなので、半音下げてAマイナーに移調しました。
そして演奏では1フレットにカポタストを付けてオリジナルキーに戻しています。

Aマイナーキーにすると、3コードのルートが全て解放弦で出せるので、演奏がかなり楽になります。

フレーズやコードなども極力オリジナルに近付けましたが、やはりピアノとギターではかなり特性が違うので、コードボイシングやベースライン、メロディーの細かい部分などはギターで綺麗に響くように変えています。

回想~Reminiscence コード進行

イントロ
Am C(onG) FM7 C(onE)
Dm7 Em7 Asus4 Asus4
A A

Aメロ
Am CM7(onG) FM7 CM7(onE)
Dm7 Em7 Am Am

Dm7 Em7 FM7 CM7(onG)
Dm7 Em7 Am F(onA)
Am Am

Am CM7(onG) FM7 CM7(onE)
Dm7(onF) Em7 Am Am
Dm7 Em7 FM7 G7
Dm7 Em7 D(onF♯) D(onF♯)
E(onG♯) E7(onG♯) E7(onG♯) E7(onG♯)

Bメロ
Am FM7/G7(onF) C FM7
Dm7 F(onG) Caug E7sus4/E7

Am FM7/G7(onF) C FM7
Dm7 E7sus4 Fadd9(♯11) FM7
FM7(♯11) FM7(♯11) FM7(♯11) Fadd9
Fadd9 Fadd9

コード進行分析

イントロ
■Aマイナー
Ⅰm ♭Ⅲ ⅣM7 ♭Ⅲ
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰsus4 Ⅰsus4
Ⅰ(メジャー終止) Ⅰ

Aメロ
Ⅰm ♭ⅢM7 ♭ⅥM7 ♭ⅢM7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm Ⅰm

Ⅳm7 Ⅴm7 ♭ⅥM7 ♭ⅢM7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm ♭Ⅵ
Ⅰm Ⅰm

Ⅰm ♭ⅢM7 ♭ⅥM7 ♭ⅢM7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅰm Ⅰm

Ⅳm7 Ⅴm7 ♭ⅥM7 ♭Ⅶ7
Ⅳm7 Ⅴm7 Ⅳ7 Ⅳ7
Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅴ7 Ⅴ7

Bメロ
Ⅰm ♭ⅥM7/♭Ⅶ7 ♭Ⅲ ♭ⅥM7
Ⅳm7 ♭Ⅶ7 ♭Ⅲaug(メロディックMのDTC) Ⅴ7
Ⅰm ♭ⅥM7/♭Ⅶ7 ♭Ⅲ ♭ⅥM7
Ⅳm7 Ⅴm7 ♭Ⅵ ♭Ⅵ
♭Ⅵ ♭Ⅵ

Bメロの繊細なコード使いが良い【コード進行のポイント】

移調後のAマイナーキーで解説します。

イントロの最後は、そこだけメジャーキーになっています。
ここはⅠ7解釈でもいいかもしれませんが、次がⅠmからだし、同主調の解釈のほうが自然かな。

Aメロ、A´メロはシンプルなマイナー進行です。

FM7とDm7、G7とEm7は代理コードですが、この曲の場合、入れ替えてしまうと結構雰囲気が変わるので、極力代理させずに弾きました。

Bメロはコードが少し凝っています。

基本的にはAマイナーキーの5度進行と下行進行がベースになっていますが、FM7→G7(onF)とかF(onG)→Caug→Esus4のあたりが微妙な響きの変化を伴っていて、ギターだけで考えてもなかなか思い付かない流れだったりするので、勉強になります。

最後のFM7は♯11の音を上手く使っていて、そのまま意味深に終わるのがいいですよね。

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