聖剣伝説LEGEND OF MANA 滅びし煌めきの都市【ソロギター演奏・コード進行64】

聖剣伝説Legend of Mana 滅びし煌めきの都市
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難易度☆☆☆★★(易しい)

1999年:プレイステーション
メーカー:
スクウェア(SQUARE)
タイトル名:聖剣伝説 LEGEND OF MANA(LEGEND OF MANA)
曲名:滅びし煌めきの都市(City of flickering destruction)
作曲:下村陽子(Yoko Shimomura)

今回は聖剣伝説レジェンド・オブ・マナ(LOM)より、『滅びし煌めきの都市』を演奏します。

シンプルな中に繊細さと深い情感を感じさせる名曲です。

聖剣伝説LOMについて

聖剣伝説レジェンド・オブ・マナ(LOM)は1999年にスクウェアから発売されたアクションRPGで、聖剣伝説シリーズとしては4作目にあたります。

当時、ゲームのグラフィックはすでに3Dが主流になっていましたが、本作は敢えて2Dのドット絵を主体に作られていて、それがまたクオリティーが高くて、このゲームの魅力の一つとなっています。

そして、このゲームのもう一つの魅力は音楽です。

作曲は『ストリートファイター2』『スーパーマリオRPG』『キングダムハーツ』などで有名な下村陽子さんですが、自分個人的に下村さんの最高傑作と思うのが本作、聖剣伝説LOMです。

本作は下村さんのメロディーセンスと緩急のあるドラマチックな面が凝縮した音楽と思います。

『ストリートファイター2』などとは対極の音楽性ですが、そういう二面性も下村陽子さんの音楽の魅力です。

今回の『滅びし煌めきの都市』のほかにも

  • メインテーマ(エンディングはヴォーカルバージョン)
  • ホームタウンドミナ
  • 懐かしき歌

など、印象に残る曲ばかりです。

煌めきの都市について

『煌めきの都市』は『宝石泥棒編』のラストダンジョンとなります。

このゲームには『珠魅』という種族が登場します。

彼らは体に『核』といわれる宝石をもっていて、それが傷ついたりしない限り不老不死の存在なのですが、その『核』の価値の高さから、彼らは乱獲され、絶滅の危機に瀕しています。

『煌めきの都市』はかつて栄えた珠魅達の王都で、宝石が散りばめられた美しい都市でしたが、今は珠魅達は逃散して廃墟となっています。

都市の各所に、珠魅達の記憶が残留思念として残っていて、訪れた主人公たちはその記憶から、かつての様子を知ることができます。

この曲は『煌めきの都市』を訪れたときに流れる曲で、珠魅という種族の美しさ・儚さ、彼らの世界に起こった悲劇、といったことが良く表現されていて、名曲揃いのLOMの中でも珠玉の一曲と言えます。

選曲の理由など

今、世界は新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われています。

現在(2020年5月)は徐々に平常化しつつありますが、世界中の主要都市が封鎖されて人が消える、という事態になりました。

自分が暮らしている東京は、封鎖はされませんでしたが、外出自粛要請が出ていて、音楽活動も出来ない状況が続いています。

――大都市は富や憧れの象徴であり、文明の結晶だと思います。

それが、目に見えないウイルスの侵攻で、いとも簡単に機能を失って、都市から人が居なくなる、という光景は、『とにかく密集・集約して能率を上げる』という、今まで続いてきた価値観の終わりを意味するものかもしれません。

あるいは、状況が落ち着いたら、すっかり忘れ去られて、何も変わらないのかもしれませんが。

珠魅達は戦いに敗れて、煌めきの都市は打ち捨てられてしまいましたが、自分達には、これからどんな未来が待っているのでしょうか。

――そんなことも思いつつ、今回の選曲となりました。

ソロギター向けシンプルアレンジ【ソロギター演奏】

オリジナルはB♭マイナーキーですが、ソロギターで演奏しやすいように半音下げてAマイナーキーで演奏しています。

原曲ではピアノ、ヴァイオリン、チェロが絡み合いながら主旋律を交代で演奏しているため、ソロギターアレンジは難しい部類と思います。

Aメロは同じようなモチーフを三回やっていますが、二回目をオクターブ高くすることで、主旋律担当楽器が変わる雰囲気を出してみました。

あとは基本的にシンプルに、ギターで綺麗に響くようにアレンジしました。

最後のアルペジオは原曲と同様にベースも細かくアルペジオさせようとして少し練習してみたんですが、弾きこなせなさそうだったので、ベースは単音にして、そのかわり二周り目をオクターブ上げてバリエーションを付けてみました。

全体の演奏難易度は低めに抑えられたと思います。

滅びし煌めきの都市 コード進行

オリジナルB♭マイナーキーをAマイナーキーに移調

Aメロ
Emadd9 F G7 Am
F6 G9 Dm(onF) C
F6 G9 Dm B7(onD♯)

Emadd9 FM7 G7 Am
F6 G9 Dm7 CM7
F6 G9 F6 G7sus4 G7

Amadd9 FM7 G7 Am7
F G7 Dm7(FM7で代理) E7sus4 Em7

Bメロ
Amadd9 FM7 G7 Amadd9
FM7 C6 Dm7 E7sus4
Amadd9 FM7 G7 Amadd9
FM7 C6 Dm7 E7sus4/E

コード進行分析

Aメロ
■Eマイナー
Ⅰ ♭Ⅱ(Aマイナーの♭Ⅵと共用) ■Aマイナー♭Ⅶ Ⅰm
♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅳm ♭Ⅲ

■Eマイナー
Ⅰm ♭Ⅱ(Aマイナーの♭Ⅵと共用) ■Aマイナー♭Ⅶ/Ⅰm
♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅳm ♭Ⅲ
♭Ⅵ ♭Ⅶ ♭Ⅵ ♭Ⅶ

Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅰm
♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅳm Ⅴ7

Bメロ
Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅰm
♭Ⅵ ♭Ⅲ Ⅳm Ⅴsus4
Ⅰm ♭Ⅵ ♭Ⅶ Ⅰm
♭Ⅵ ♭Ⅲ Ⅳm Ⅴsus4/Ⅴ

出だしだけキーが異なる【コード進行のポイント】

移調後のAマイナーキーで解説いたします。

コード進行としては、最初の出だしがEmadd9から始まるのが一番のポイントと思います。

Aマイナーから見るとⅤmですが、出だしだけEマイナーキーになっていて、Ⅰm→♭Ⅱと進行して、この♭ⅡのFコードがピボットになってAマイナーキーに移行している、という感じが強いです。

そしてAメロの3周り目だけ、EmでなくAmになっていてメロディーが少し変わっているところも効果高いですね。

それ以外はごくシンプルなコード進行ですが、メロディーの付け方がテンションを上手に絡めていて、とても印象的な曲に仕上がっています。

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