2001年以降のゲームライフ【ゲーム音楽の想い出10】【最終回】

スペイン留学から帰国したBGMは実家に戻ってフラメンコギターの仕事をしながらゲーマー生活を満喫しました。

ですが、そのぬるい生活は突然終わりを告げます。

『ゲーム音楽の想い出』は今回で最終回。
一気に最後までお話します!

実家消滅、第二次ニート生活終了

自分の家族は、1999年に母が亡くなったのをキッカケに、いろいろと予期せぬことに見舞われ、最終的に実家は売却、自分はこの機会に独立ということになり、2001年のはじめくらいに実家を離れました。

当時、東京に行ってギタリストとして頑張ろう、という気持ちがありましたが、地元で既にかなりの仕事量と人間関係があったし、2003年頃まで実家関係のゴタゴタが続いていて、その間は頻繁に地元に戻る必要があって動きづらかったので、当面は地元で暮らすことにします。

ですが、実家のごやっかいになっていたときに比べて経済的・精神的負担が激増したので、いろいろと余裕がなくなってしまい、それ以降は長時間ゲームに向かおう、という気持ちにはなれませんでした。

2003年、東京に移る

その後、しばらくギターの仕事をしながら地元で暮らしましたが、2003年の春頃、実家関係のゴタゴタが全て完了したのを契機に『やはり東京でギタリストとして活動したい』と思うようになり、2003年の夏に東京に移ってきました。

東京に移ってからも、基本的にはあまりゲームをやることはありませんでした。

年に一度くらい、思い出したようにハマるタイトルがありますが、1週間から1ヶ月くらい集中的にやったら、またゲームをやらない生活に戻る、という感じです。

東京に引っ越す前まではプレステやスーファミも所持していましたが、東京に引っ越すときにゲームボーイカラー以外のゲーム機とゲームソフトは全部処分してしまいましたので、2003年夏以降はモバイルゲーム機のものを中心に、あとは2005年にPCを購入したので、PCのものも少々ですがプレイしています。

2001年~現在までの時代背景は以下の記事にまとめてあります。

プレイステーション2時代【ゲーム音楽史14】
ゲーム音楽史 第15回は、プレステ2時代として2001~2005年頃の年代を扱います。PCゲームも洞窟物語・東方プロジェクトなどを取り上げています。
2006~2012年頃のゲーム音楽~コンシューマー機編【ゲーム音楽史15】
ゲーム音楽史 第15回は2006~2012年頃の家庭用ゲーム機向けタイトルの話題です。プレステ3やWiiの世代にあたります。
2006~2012年頃のゲーム音楽~モバイル・PC・アーケード編【ゲーム音楽史16】
ゲーム音楽史 第16回は前回に続き2006~2012年頃の話題ですが、今回は携帯ゲーム機・PC・アーケードゲームについてです。携帯ゲームの進化が著しいです。
2013年以降のゲーム音楽【ゲーム音楽史17】
ゲーム音楽史は今回で最終回。2013年以降の現在のゲーム音楽と、これからのゲーム音楽について書いています。

2001年以降のゲーム音楽体験

上記のとおり2001年に実家を出てからは、あまりゲームをしていませんが、たまにゲームをすることもありました。

それらの体験の中で、音楽が印象に残ったものを紹介します。

クロノクロス

これをプレイしたのは実家を出た後なんですよね。
ということは2002年くらいかな。

一応この時期もプレステは持っていて、たまに中古屋でゲームを買ってやってましたね。
隙間時間に『みんなといっしょ』とか『パラッパラッパー』とかやってました。

クロノクロスは『久々にRPGやるか~』と意気込んで買ってきた記憶ありますが、結局時間も無くてあまり出来てません。

でも、クロノトリガーの続編ということで、音楽に期待してプレイしました。
音楽は鉄板の出来ですよね。

後に、ゲーム音楽採譜をやりはじめてから、改めてちゃんと聴いてみたんですが『あ~、これ、こんなに良い曲だったんだ~』というのがたくさんありました。

クロノクロス『アルニ村ホーム』ソロギター演奏・解説

クロノクロス アルニ村 ホーム【ソロギター演奏・コード進行17】
クロノクロスより『アルニ村 ホーム』のソロギター演奏。優しく爽やかな曲です。作曲者の光田康典さん紹介、コード進行なども書いています。

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲

これも実家を出た後なので、かなりの後追いプレイです。

正直、プレイはかなり適当だったと思うんですが、音楽はピンポイントで数曲、物凄く好きなものがあって、それはよく覚えています。
『パール舞踏曲』とか『木彫パルティータ』とかですね。

これは個人的な感想なんですが、ドラキュラの音楽はあまりリアルな音源にしてしまうと、普通にクラシック系BGMとして聞き流してしまいがちなので、後述のDS三部作のほうが記憶に残っています。

DS版 悪魔城ドラキュラ3部作

『蒼月の十字架』『ギャラリー・オブ・ラビリンス』『奪われた刻印』の三作です。

『久々にアクションゲームやりたいモード』の時に、たまたまネットでプレイ動画を見て『おー、ドラキュラ懐かしい。音楽も凄くいいじゃん』と思って、コンビニ行ったついでに近所のゲオで中古を買ってきたんですよね。

FM音源やスーファミ音源チックな音作りが山根ミチルさんの曲にベストマッチで、この手の音楽としては、古代祐三さんの『世界樹の迷宮』シリーズ(自分は未プレイだけど、凄くやってみたい)と双璧だと思います。

ちなみに、これらをやっていた時点では、作曲者が誰か?とかは知らなかったし、調べて識ろうと思うほどゲーム音楽というものを意識してなかったです。
この頃は、ゲーム音楽作家といえば、すぎやまこういちさん、植松伸夫さん、古代裕三さん、小倉久佳さんくらいしか知らなかったし。

2015年からゲーム音楽のことを調べるようになって、メガドライブ版のバンパイアキラーの音楽が気になって調べたときに、山根ミチルさんのことを知り『あー!この人!DS版ドラキュラの音楽作った人か~』と記憶が繋がり、ファンになった、という経緯です。

DS版 悪魔城3部作 ソロギター演奏・解説

悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印 紺碧の彷徨【ギター演奏・コード分析19】
悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印より『紺碧の彷徨』の演奏です。スパニッシュな香りもする美麗な曲。山根ミチルさん紹介、コード進行などの解説もしています。
終曲~透深月夜 悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架【ギター演奏・コード分析32】
悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架よりエンディング曲『終曲~透深月夜』の演奏です。作曲者の山根ミチルさん紹介、コード進行なども書いています。
悪魔城ドラキュラ~ギャラリー・オブ・ラビリンス 夜は流れる【ギター演奏・コード分析48】
悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンスよりエンディング曲『夜は流れる』のソロギター演奏。重めの曲が多い中で少し雰囲気の違う、優しく、美しい曲です。
悪魔城ドラキュラ~ギャラリー・オブ・ラビリンス 運命の肖像画【ギター演奏・コード分析49】
前回に続き、悪魔城ドラキュラ~ギャラリー・オブ・ラビリンスよりスタッフロール曲『運命の肖像画』のソロギターアレンジ。前回の『夜は流れる』と対になる曲です。

ドラゴンクエスト・モンスターズ Joker

ピンポイントでハマって結構プレイしたので、音楽も良くおぼえています。

前回の最後にとりあげたドラクエモンスターズのシリーズ作品で、収集系ゲームです。

自分はこういうシステムのモノをやるとはまってしまう傾向顕著ですねw

図鑑コンプリートしないと気が済まなかったり。
子供のときから図鑑とか大好きでしたから。

モンスターハンター・ポータブル 1,2,3

モンハンはPSP版をかなりやりました。
音楽も素晴らしかったですよね。

ただ、自分はかなり周回遅れでやっていたし、下手くそだったのでソロプレイオンリーで、最後のほうの硬いボスが倒せずに挫折してます。
1~3の3作ともそんな感じです。

まあ『そのうち狩ってやるわー』と思って放置して数年、という感じですがw

モンスターハンター・ポータブル2 『ポッケ村のテーマ』ソロギター演奏・解説

モンスターハンターP2 ポッケ村のテーマ【ギター演奏・コード分析10】
モンスターハンター・ポータブル2より『ポッケ村のテーマ』の演奏です。非常に綺麗なコード進行でソロギターにぴったりです。曲解説・コード進行も掲載。

洞窟物語

PCのフリーゲームです。
自分がやったのは2008年頃だったかな?

インターネットで話題になってたのでダウンロードしてやってみました。

これの音楽は反応してしまいましたね。
わざと昔のゲーム音楽風に作ってるというか。

DS版ドラキュラや世界樹の迷宮、あと、下のアンダーテールもですが、2000年代の中頃からがレトロゲームミュージックのリバイバルタイミングだったんでしょうね。

自分はこの時はゲーム音楽そんなに意識していませんでしたが、こういう音は記憶に刷り込まれていて、無条件で反応してしまうんでしょう。

洞窟物語はゲームとしても凄く面白かったです。

アンダーテール Undertale

洋物ゲームをとりあげるのは初めてですね。

これはゲーム音楽の採譜活動をはじめてしばらくしたころ、2017年頃にインターネットで話題になっていて、当時よく見ていたニコ動にも関連動画が上がっていたので、気になってました。

そして、当時サントラ込みで1500円くらい(確か)で安かったのでポチってみたんですよね。

作者のトビー・フォックス氏が『MOTHER』や『東方プロジェクト』に影響を受けたと発言しているし、音楽もネットで何曲か聴いたところ凄く良かったので、ゲーム本体にも興味を持ちました。

音楽は、最初『Heartache』が東方Pぽくていいなぁ、と思ってました。
まぁ、東方もゲームは1秒もやったことないですが、音楽だけはほぼ全曲聴いているというw

アンダーテールも買ったあと、サントラを聴いて、まではよかったんですが、例によってゲームのほうはあまりやっていません。
ついついサントラを採譜したり、そのままギターを練習してしまってw

自分が本格的にゲーマーに復帰するとしたら、老後か、何らかの理由でギターの活動をしなくなった時かなぁ。

アンダーテールはトビー・フォックス氏が一人でプログラムから音楽まで作りあげたゲームなんですが、この方、元々音楽がメインだったんでは?と思います。

東方のZUN氏も自分の音楽を売り出すためにゲームという媒体を使ったそうですが、同じ香りがします。

音楽は昔のゲーム音源風に作られているものも多いですが、ピアノのアレンジが独特です。
コードやベースラインの付け方とか、ちょっと曇ったような音色の作り方が本職のこだわりを感じるんですよね。

普通にチップチューンとして聴いても素晴らしい音楽なので、サントラ目当てで買うのもいいと思います。

ゲーム音楽に救われる

これはフラメンコギターブログのほうには少しだけ書いてますが、やむにやまれぬ事情で、2009~2018年くらいまでギタリストとしては、ほぼ引退状態になってしまっていました。

そこから復帰しよう、と奮起できたのは、偶然掘り出したゲーム音楽コレクションが一つのキッカケだったんですよね。

2015年秋に突然ゲーム音楽のことを思い出して、2016年11月から採譜活動を始めるわけですが、そのへんのことは、このブログの初期の頃『自分とゲーム音楽の関わり』で結構詳しく書きました。

自分BGMとゲーム音楽の関わり
このブログの管理人=BGMはどのようにゲーム音楽と出会い、どんな関わりをしてきたのか?自己紹介も兼ねて書いていきます。

もう2020年なので、ゲーム音楽との再会時点から数えても既に4年以上が経過してますが、2018年からは、このブログを始めたり、フラメンコギタリストとして活動を再開したり、ギター教室も再開したりで、頑張ってやっております。

何故ゲーム音楽だったのか?というのは自分でもよくわかりませんが、自然に演奏者としてのモチベーションが湧いてきたんですよね。

そしてそれをやっているうちに、状況に負けて色々と諦めていた気持ちが復活してきて。

身の回りの状況が好転しはじめて、ギターに取り組める環境が戻ってきたときに、たまたまゲーム音楽と再会した、というタイミング的なものもあると思います。

『ゲーム音楽の想い出』ご愛読ありがとうございました!

全10回に渡って『ゲーム音楽の想い出』の連載を執筆してきましたが、ちょっとした自伝みたいになりましたね。

皆そうなんだと思いますが、子供時代は楽しい記憶ばかりで、この連載も前半は他愛もないことを思い出して楽しく書いていましたが、大人時代になってくると、色々とシリアスな話題が出てきたり、後半は正直『これ、読んでる人は楽しめるのかな??』とか思いながら書いてました。

ですので、大人になってからの話はゲームもそんなにやってないし、かなり駆け足で書きました。

――これを書いていて、しみじみと思いましたが、やはり子供時代の経験・想い出は特別なものがありますよね~。

自分はゲーム音楽の発展期を子供時代の想い出として持つことが出来て、ほんとうに幸せと思います。

次回からの文章コンテンツですが、今、色々と下書き中です。

今後もゲーム音楽やギターに関連した様々な企画を考えてアップしていきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします!

ゲーム音楽の想い出 前回

スペイン留学後の実家時代【ゲーム音楽の想い出09】
1993年頃よりスーファミでゲーマーに復帰していたBGMですが、1996年からスペインへギター留学をします。今回は留学後の1997~2000年頃の想い出です。

コメント