スペイン留学後の実家時代【ゲーム音楽の想い出09】

前回お話したとおり、1993年秋頃からスーパーファミコンでゲーマーに復帰したBGMですが、1996年の1月からスペインに留学します。

スペインにはゲーム機を持って行かなかったし、留学期間中はギターに集中していました。

なので、このブログ的にはあまり取り上げるべきことがなくて、今回は帰国後の話からになります。

なお、フラメンコギタリストとしてのネタは、フラメンコギターブログのほうで書くようにしていますので、興味ありましたら読んでみてください~。

――日本に帰って来てからですが、スペインでお金を使い果たしたため、また実家のごやっかいになります。

第二次ニート時代の始まりはじまり~w

スペインから帰国後はフラメンコギターでプロ活動

帰国後は、まずは地元でフラメンコギターの仕事がしたくて、色々営業してまわりましましたが、実家住まいという恵まれた環境のため、月に10万円も稼げれば十分に貯金も出来たので、ギター一本でなんとかなっていました。

地元のフラメンコ教室で踊りのクラス伴奏をしたり、発表会やイベントに出演したり、ギター教室を始めて生徒を募集したりとか、そんな生活でしたが、そんなに毎日仕事があるわけでないし、かなり時間的な余裕がありました。

実家を出る(というか、実家消滅)2001年頃までは、そういうユルい環境で、ゲームもかなりやっていました。

1997年~2000年頃の第二次ニート時代(まぁ、ギターの仕事はしてましたけど~)は、以前から家にあったスーファミの他、友達がプレイステーションとNintendo64を長期で貸してくれたり、ポケモンをやるためにゲームボーイを買ったりして、結構なゲーマーライフを送っていました。

この時期の時代背景は以下の記事に書いています。

初代プレイステーション時代【ゲーム音楽史12】
ゲーム音楽史 第13回は1996~2000年頃の初代プレステ時代について書いています。古典的なゲーム音楽と新しい手法がミックスされた面白い年代です。

スペインから帰国後にやったスーファミのタイトル

1997年~1999年頃はスーパーファミコンでやり残したタイトルを中古で買ったりしてやっていました。

この時期にハマったスーファミタイトルのうち、音楽が印象深かったものをご紹介します。

クロノトリガーと聖剣伝説2

この2つは、中古購入で発売から結構時間が経ってからのプレイです。

この2タイトルに関しては、ゲームはそれほどしっかりやってないんですが(一回サラッとエンディングまでやった程度)、音楽は忘れられないんですよね。

自分的に、クロノトリガーと聖剣伝説2の音楽は全ゲーム音楽の中でも10本の指に入るものです。

クロノトリガーの演奏動画

クロノトリガー Chrono Trigger【ギター演奏・コード進行03】
クロノトリガーのオープニングタイトル曲『Chrono Trigger』のソロギター演奏。曲紹介、光田康典さんの紹介、コード進行など。
クロノトリガー 風の憧憬【ギター演奏・コード進行34】
クロノトリガーより『風の憧憬』ソロギター演奏。光田康典さん初期の名曲です。トレモロ奏法を中心にしたアレンジをしてみました。コード進行なども解説しています。
クロノトリガー 時の回廊【ギター演奏・コード進行55】
2020年最初の演奏はクロノトリガーより『時の回廊』です。昨年2月『風の憧憬』をやった時からずっとリクエストをいただいていた曲です。ややブラジル寄りのアレンジ。

他のタイトルは概ねプレイ時間と印象の深さが比例してますが、この2作品の音楽だけ(+下で書いてる天地創造エンディングか)は、プレイ時間短かったにも関わらず、ずっと記憶に残ってます。

それだけ個性的で、自分にとって印象深い音楽だった、ということと思います。

聖剣伝説2の演奏動画

聖剣伝説2 天使の怖れ【ギター演奏・コード進行21】
聖剣伝説2よりオープニング曲『天使の怖れ』をギター演奏で。6連符が続くところが難しいですが頑張って練習しました!菊田裕樹さん紹介、コード進行も掲載。
聖剣伝説2 子午線の祀り【ギター演奏・コード進行36】
聖剣伝説2より『子午線の祀り』の演奏。ラスボス戦のテーマですが、聖剣2の中でも人気の高い曲です。コード進行分析とアレンジは過去屈指の高難易度となりました。

タクティクス・オウガ

これはハマりました~。
1年くらい粘着して何回もプレイしてたような。
それだけに音楽刷り込み効果も半端ではないです。

音楽は崎元仁さんと岩田匡治さんのコンビで、とくにオーケストラサウンドが秀逸でした。

崎元さんは同時期にドラクエ6のサウンドエンジニアもやっているので、タクティクスオウガとドラクエ6の音源ドライバプログラムは同じものかもしれません。

タクティクスオウガ エンディング『Passing Moment』の演奏動画

タクティクスオウガ Passing Moment 【ギター演奏・コード進行20】
今回の演奏はタクティクスオウガより『Passing Moment』です。『明るい週末』の邦題で知られるエンディング曲。崎元仁さん紹介、コード進行なども解説。

ドラゴンクエストⅥ

Ⅵはスーファミとしてはオーケストラの音がかなり秀逸でした。
上で書いたように、崎元仁さんのエンジニアリングによるものです。

ドラクエの音楽は、自分はⅢとⅤとⅥがトップ3で甲乙つけがたいんですが、Ⅵの音楽は全体に幻想的で癒し要素が強いので、ヒーリングミュージックとして最高です。

ドラゴンクエストⅥ『精霊の冠』演奏動画

ドラゴンクエスト6 精霊の冠【ギター演奏・コード進行25】
ドラゴンクエスト6より『精霊の冠』ソロギター演奏。ドラクエ6の音楽の中でも叙情的・幻想的な曲です。すぎやまこういちさんの紹介、コード進行も掲載。

魔神転生2

魔神転生シリーズは女神転生の派生作品でシミュレーションRPGです。

1も結構やったんですが、2のほうがはまりました。

音楽は故・青木秀仁さんで、スーファミのテクノ系作品としては最高峰のものと思います。

『Devil Dance』など、1からの曲も登場していて、アレンジの進化を楽しめました。

音楽は最高だったし、ゲーム内容も面白かったんですが、終盤になるとユニット数が増えて、コンピューターの思考がやたらと遅くなるため、とにかく時間を食われるゲームでした。

天地創造

中古購入の後追いプレイでサラっとしかやってないんですが、エンディングのなんとも言えない余韻(感動とは少し違う虚無感みたいなもの)と音楽の素晴らしさが強烈なインパクトで記憶されています。

詳しくは『帰路』の演奏の時に書いてますので、読んでみて下さい。

天地創造 帰路【ギター演奏・コード進行43】
天地創造より、エンディング曲『帰路』の演奏。マイナータイトルですが最も心に残っているゲーム音楽のひとつです。コード進行分析のほか、作曲者=小林美代子さんの紹介も。

ラストバイブル3

ラストバイブルシリーズはもともとはゲームボーイで出ていたものですが、3だけはスーファミで発売されました。

ラストバイブル・シリーズは女神転生の外伝的作品で、低年齢層向けのライトなメガテンということで、後のデビル・チルドレンシリーズの前身的な位置付けでしょうか。

低年齢層向けシリーズとは言っても、3をやってみるとシステムもシナリオ(3はやや大人向けと思う)も良くて、ついついやりこみしました。

そして音楽も良かったです。
真・女神転生とはかなりカラーが違いますが、メロディーもアレンジも好みの音楽でした。

風来のシレン

トルネコの大冒険に続く不思議のダンジョンシリーズ第2弾です。

その昔『ローグ』というゲームがあって、テキストベースで出来ていて主人公が@(アットマーク)だったりするんですが、トルネコやシレンはそれにグラフィックスをつけて遊びやすくアレンジしたものです。

『1日1シレン』という感じで遊んでましたが、これ、上手く行くと半日くらい潰れたりします。
面白いのでなかなか途中で辞められないんですよね。

音楽はすぎやまこういちさんですが、なにしろプレイ回数が膨大になるゲームなので、音楽の刷り込みは凄まじいものがあります。
とくにセーブデータ読み込み画面と1面の杉並街道のBGMですねー。

バハムートラグーン

いかにもスクウェアらしいグラフィックスと世界観のシミュレーションRPGです。

ゲームとしては、まあまあ面白いかな?っていうくらいの印象でしたが、音楽は凄く良かったです。
自分的にはクロノトリガーや聖剣伝説2に匹敵する音楽でした。

あとは、シナリオのインパクトですよね。
悪いインパクトですが。
これの音楽を演奏した時の記事でも少し書いてます。

バハムートラグーン『ファーレンハイトPart1&オープニング』演奏動画

バハムートラグーン ファーレンハイトPart1&オープニング【ギター演奏・コード進行29】
バハムートラグーンのオープニング曲と一番印象に残っている『ファーレンハイトPart1』を組曲で演奏。アレンジも今までで屈指の出来と思います!コード進行解説もあります。

プレイステーションとNintendo64のタイトル

1998年頃から友達に借りたプレステとNintendo64が家にありましたが、あまりタイトル数はやってないんですよね。

1998年~2000年頃にやったもので音楽が良かったものをご紹介します。

女神異聞録ペルソナ

一時期、プレステはほぼペルソナ専用機になっていました。

音楽凄く良かったですねー。
最初やった時、オープニングデモのピアノ曲がインパクトがあって、何回か電源入れなおして粘着して聴いてた記憶があります。

あとはベルベットルームですよね。
『全ての人の魂の詩』はペルソナ作成の時延々と流れるので脳内残留激しいです。

プレステのゲーム音楽をじっくり聴いたのはペルソナが初めてなんですが、やはりリアルさで言うと、スーファミとは段違いです。
そのぶん失われたものもありますが。

シナリオは真・女神転生ifの路線なんですが、ifもペルソナも、爽やか学園ものと見せかけて、ドロドロした鬱展開になっていくのがいい感じでした。

女神異聞録ペルソナ『全ての人の魂の詩』演奏動画

女神異聞録ペルソナ 全ての人の魂の詩【ギター演奏・コード進行23】
女神異聞録ペルソナより『全ての人の魂の詩』ソロギター演奏です。ペルソナシリーズ通して使われているベルベットルームの曲。目黒将司さん紹介、コード進行も掲載。

パラッパラッパー

ラップで対決する、というゲーム内容で、これって未だにTV番組でやってたりして人気がある分野と思いますが、この時代にゲーム化したのはかなり慧眼でしたね。

音楽はクラブミュージック系のアレンジが主体で、1990年代に巷で流行っていたヒップホップ、トランス、ダンスホールレゲエなどの要素が散りばめられています。
一般の音楽を聴く感覚とそんなに変わらないですよね。

でも、そんな事より、タマネギ先生の曲のインパクトですよ。このゲームは。
一度聴いたら忘れない強インパクト曲です。

風来のシレン2

Nintendo64はシレン2とマリオカート64専用機でした。
とくにシレン2はかなりやったと思うんですが、シレン1ほどはおぼえていないんですよね。

不安を煽るような曲が多かったような。

ゲームボーイのタイトル

スペインから帰国後にわりとすぐにゲームボーイ・ポケットを買ったんですが、一年後くらいにはゲームボーイ・カラーが出たので買い替えました。

1997年~2000年にプレイしたものは以下のようなものがありました。

ポケットモンスター 赤・緑・金・銀

ゲームボーイ・ポケットはポケモンをやるために買ったようなものだし、かなりの時間やったと思います。

ポケモン赤・緑・金・銀の音楽は、タイトルテーマと戦闘系のBGMはめっちゃ覚えてます。
でも、その他の曲は空で歌えるほどは覚えてないんですよね。

基本はプレイ時間と音楽の記憶量が比例するんですが、ポケモンはプレイ時間のわりには覚えている曲数が少ない気がします。

ポケモンに関しては、長時間やるときは音を切っていたことも多かったせいかもしれません。

ドラゴンクエスト・モンスターズ

このゲームは、母親が亡くなる前後にやってたんですよね。

母が亡くなる直前にやってたセーブデータを見るのが辛くて、半年くらいゲームボーイ・カラーの電源入れられなかったです。

これの音楽は、その記憶とセットになってて、聴くと胸が痛くなってダメです。

曲はすぎやまこういちさん作で、すごく良いんですが……。

――スペインから帰国後、そんな感じで実家暮らしのゲーマーライフを満喫していたBGMですが、このあと状況が急変します。

ゲーム音楽の想い出 前回

スーパーファミコン購入!【ゲーム音楽の想い出08】
音楽学校とバイトで多忙を極めていたBGMはゲーマー引退状態になっていましたが、1993年秋頃にスーパーファミコンを購入してゲーマーに再復帰します。

ゲーム音楽の想い出 次回

2001年以降のゲームライフ【ゲーム音楽の想い出10】【最終回】
今回で『ゲーム音楽の想い出』最終回です。ゲーマーライフを満喫していた管理人BGMですが、2001年から生活環境が一変します。以後、現在までのお話です。