アクトレイザー フィルモア【ギター演奏・コード進行24】

アクトレイザー フィルモア
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難易度☆★★★★(難しい)

1990年:スーパーファミコン(Super Nintendo)
メーカー:
クインテット(Quintet)
タイトル名:
アクトレイザー(Actraiser)
曲名:
フィルモア(Fillmore)
作曲:
古代裕三(Yuzo Koshiro)

スーファミ初期の名曲~1面BGM【曲紹介】

アクトレイザーは1990年12月スーパーファミコン発売直後の作品です。

古代裕三さんの作品はイース Feenaに続いて二曲目です。

この作品はゲームとしてはややマイナーな部類ですが、音楽は初期スーパーファミコン作品としては突出した出来で、当時の業界関係者にも大きなインパクトを与えています。

古代祐三さん紹介記事

古代祐三【ゲーム音楽作曲家列伝14】
ゲーム音楽作曲家列伝 第14回は1986年10月にデビュー、FM音源を駆使したPCゲーム音楽の中心的存在となった古代祐三さんを紹介します。

上の紹介記事でも本作の制作背景について触れていますが、古代さんはこの作品で、誰よりも早く、本格的なオーケストラサウンドをゲーム音楽の世界で実現したい、という意欲を持って制作に臨んだと言います。

この曲『フィルモア』はステージ1のBGMです。
アクトレイザーの他の曲がオーケストラアレンジ中心の中、異色の曲ですが自分は古代さんらしくて好きです。

というのも『フィルモア』に関しては、曲自体はもう少し前から作っていたようで、その習作はPC88で制作され『ミスティブルー』のサントラに収録されていました。

『フィルモア』だけ曲調が他と異なり、従来の古代節に近いのは、一番最初に練習のために自分の得意なアレンジで一曲仕上げた、というのがこの曲だったという話です。

この曲の個人的感想ですが、展開やコード進行やテンポ感が悪魔城ドラキュラっぽいな~、と思ってました。
古代さんはDS版の悪魔城ドラキュラ『ギャラリー・オブ・ラビリンス』に曲を書いています。

イントロ・ブリッジのアレンジに苦心【ソロギター演奏】

イントロにブリッジを合体させて演奏しています。
そのブリッジ+イントロのギターアレンジが一番悩みました。
結果的にアルペジオ中心のアレンジにしましたが、ギターで演奏しやすいように音の並びを変えたりしてます。

他の部分はメロの2段目3段目のAm7(♭5) B♭7のところが、音がなかなか綺麗に出なくて苦労しましたが、ここはAm7(♭5)のベース音に解放弦を使うことで少し楽になりました。

フィルモア コード進行

イントロ(原曲は2段目から)
Cm A♭M7/A♭69 Cm A♭M7/A♭69
Cm9 D7(onF♯)/A♭ G7 G7

メロ
Cm F(onA) Cm F(onA)/A♭M7
G7 Cm/Am7(♭5) B♭7 E♭M7/B♭7
G7 Cm/Am7(♭5) B♭7 E♭M7/G7
A♭M7 G♭dim Gsus4 G7

ブリッジ
Cm A♭M7/A♭69 Cm A♭M7/A♭69
Cm9 D7(onF♯)/A♭ G7(♭9,♭13) G7

コード進行分析

イントロ
■key=Cマイナー
Ⅰm7 Ⅱ7/♭Ⅵ Ⅴ7 Ⅴ7

メロ
Ⅰm Ⅳ/Ⅳm Ⅰm Ⅳ/Ⅳm
Ⅴ7 Ⅰm/Ⅵm7♭5 ♭Ⅶ7 ♭ⅢM7/♭Ⅶ7
Ⅴ7 Ⅰm/Ⅵm7♭5 ♭Ⅶ7 ♭ⅢM7/Ⅴ7
♭ⅥM7 ♭Ⅴdim(=Ⅱ7♭9) Ⅴ7sus4 Ⅴ7

ブリッジ
Ⅰm ♭Ⅵ Ⅰm ♭Ⅵ
Ⅰm Ⅱ7/♭Ⅵ Ⅴ7 Ⅴ7

Ⅳ7とⅥハーフディミニッシュがポイント【コード進行のポイント】

比較的シンプルなマイナー進行ですが、メロの二段目・三段目がちょっと変わったコードの並べ方です。

臨時記号系ではⅣ(サブドミナント)とⅥm7♭5(メロディックマイナーのダイアトニックコード)がアクセントになっています。

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