ファンタジーゾーン「FantasyZoneメドレーVol.3」【ギター演奏・コード進行92◆2021年夏曲】

ファンタジーゾーンメドレーVol.3 動画
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1986年:アーケードゲーム
メーカー:セガ(SEGA)
タイトル名:ファンタジーゾーン(Fantasy Zone)
曲名:ファンタジーゾーンメドレーVol.3(Fantasy Zone Medley Vol.3)
作曲:川口博史(Hiroshi Kawaguchi、Hiro師匠)

2021年夏曲としてファンタジーゾーンの楽曲を3分割のメドレーにしてお届けしています。

今回はラストのVol.3で「Dreaming Tomorrow」(7面BGM)、「YA-DA-YO」(ラスボス戦BGM)、「Victory Way」(エンディング曲、ハイスコアランキング曲)の3曲を演奏します。

Vol.1(1面、ショップ、2面、3面)はこちら。ファンタジーゾーンの作品概要などはVol.1の記事をご覧下さい。

Vol.2(4面、ボス、5面、6面)はこちら。

ファンタジーゾーンメドレーの記事について

今回のファンタジーゾーンメドレーの演奏記事は、当初はVol.2とVol.3の分もVol.1の記事に追記する形を予定していましたが、文字数が思いのほか多くなった事と、折角新作動画をアップしても新しい記事付けてをアップしないと、ブログ読者の方に「新作動画」ということが認識されにくいかも?という理由で、Vol.1、Vol.2、Vol.3を別々の記事としてアップする事にしました。

これは、動画が「新作」の間の措置ですので、数か月したら3つに分かれている記事を統合しようと思います。

このような事情から、Vol.2とVol.3の記事はコピペ部分が多い暫定的なものとなっていて、個別曲紹介とコード進行以外は全てVol.1の記事に集中させています。

Vol.2、Vol.3の記事から来られた方はVol.1の記事も見ていただくと、より楽しめると思います。

ファンタジーゾーンメドレーVol.3

ファンタジーゾーンメドレーVol.3は、ステージ7BGM、ラスボスBGM、エンディング曲(ハイスコアランキング曲)の3曲です。ゲームでは大詰めからラストの部分ですね。

ステージ7「DREAMING TOMORROW」

演奏難易度:☆★★★★(難しい)

ステージ7は水の惑星「ポカリアス」です。ポカリスエット+アクエリアスか(笑)

このステージは海(湖?)の中に緑の島が点在していて、淡いアースカラー主体の平和なビジュアルですが、最終ステージ手前だけあって、難易度は高くなっています。

ラスボスは分裂と合体を繰り返す鬼瓦ですが、名前が「IDA-2」って言うんですよね。

ちなみに、スペースハリアーに「IDA」っていうモアイっぽい敵キャラが出て来るんですが「IDA-2」は「IDA」の2代目という設定みたいです。

「IDA」と「IDA-2」は、セガ宣伝部の飯田さんっていう方がモデル、という話もあったり。

7面テーマ曲の「DREAMING TOMORROW」は最終ステージ手前とは思えない能天気な感じの、力の抜けた明るい曲で、よく通る音色で奏でられる甲高いメロディーはゲーセン中に響き渡っていましたよね。

4面の「PROME」とこの曲は、川口さんご本人がインタビューで言っていた大野木宣幸さんからの影響をとくに強く感じます。

ギターアレンジは今回の中では演奏難易度が高めでした。

メロディーが半音使いが多いし、音域が広くてポジション移動が激しいので、ベースやコードを弾きながらスムーズに弾いていくのが難しかったです。

しかもリズムがハネているので、指弾きだとリズムを安定させるのがムズいです。ハネものはクラシックやフラメンコのim弾弦では鬼門ですねー。

なお、オリジナルのE♭メジャーキーだと弾きにくかったので、半音上のEメジャーキーで演奏しています。

ラスボス曲「YA-DA-YO」

演奏難易度:☆☆☆★★(易しい)

最終面であるステージ8は、悪霊の凝縮した星 「サルファ」で、今まで戦ってきたボスと再び連戦することになります。

そして、最後には悪に染まったオパオパの父「パパオパ」が待ち受けるというスターウォーズ的な展開ですねー。

ステージ8のBGMは前座の7体と戦っている間はVol.2で演奏した「BOSS」が流れますが、ハパオパ登場と同時にBGMが「YA-DA-YO」に切り替わります。

この曲、歌詞がありましたよね。

やだよ、やだよ、いやだよ、顔も見たくないよ

やだよ、やだよ、いやだよ、お前なんか嫌いなんだよ

やだよ、やだよ、いやだよ、近づかないでくれ

って、お父さん、どんだけ嫌悪されてるんだ(涙)

ゲーセンで歌ってる人見たことないけど、多分、この曲がかかると、皆この歌詞を頭の中で歌っていたことでしょう。

正直、歌を作られてまで嫌悪されるのは同情を禁じ得ません(笑)

この曲、コードやメロディーはシンプルだし1ループも短いので、採譜は簡単でしたが、演奏キーで少し悩みました。

ベース音をなるべく低い音で鳴らしたかったのと、前後の繋がりが自然な感じになるっていう条件で考えて、今回はF♯マイナーキーに設定しています。

ベースをもっと細かく入れようか?とか色々欲も出たんですが、難易度がはね上がる割りに、そんなに効果的で無い感じだったので、結局シンプルアレンジにしました。

エンディング「Victory Way」

演奏難易度:☆☆☆★★(易しい)

ハパオパを倒し、全ての戦いが終わった後に流れる曲です。

ファンタジーゾーンのエンディングでは、こんなメッセージが流れます。

オパオパは侵略軍を撃破し「ファンタジーゾーン」に平和が戻った。

だが、長い間行方不明だった父が敵の親玉だったことに、オパオパは困惑していた。

オパオパは一生悩み続けるだろう……。

「はたしてこの勝利は、払った代償に見合うだけの価値があったのだろうか?」と。

ハッピーエンドとは言えない、こんなシリアスなメッセージを読みながら聴くことになるエンディング曲ですが、曲としては「絵に書いたような王道エンディング曲」な曲調ですよね。

自分はこの曲、凄く好きです。

メジャーキーなんだけど、それだけではない複雑な要素(主に同主調のコード)も適度に盛り込まれていて、戦いが終わった安堵感・勝利の高揚感とともに、言いようのない悲しみ・迷いなどの感情が、36小節に凝縮されている。そんな名曲だと思います。

なお、この曲の後半部分はハイスコアクレジットの音楽にも使われています。

ギターアレンジは、シンプルかつギターで綺麗に響くことを意識して作りました。

まず、キーは「Dreaming Tomorrow」と同様にオリジナルのE♭メジャーキーを半音上のEメジャーキーに移調して解放弦を活用できるようにしました。

ただ、採譜に関して、リズムがとりにくい箇所が2か所ありました。

Aメロ2小節目とBメロ3小節目の2拍3連ぽい所ですが、最初は頭抜き2拍3連で次の小節の頭に抜けているのかな?と思ったんですが、良く聴くと小節線跨いで裏拍に抜けてるんですよね。

ここは4拍目表から入って、2拍3連ではなく符点8分音符を3つ弾く感じでやっています。細かい話ですが、地味に苦労した部分なので。

DREAMING TOMORROW コード進行

※オリジナルのE♭メジャーキーをEメジャーキーに移調

イントロ
NC NC

Aメロ
E E B B/B♭
A69 A69 G♯m7 B7(onF♯)
E E B B/B♭
A69 B6 E E

Bメロ
C♯m C♯m A7(リハモ) G♯m7
C♯m C♯m G♯m7 E7(onG♯)
A B7 G♯m7 C♯m7
A B7 E E

コード進行分析

Aメロ
■Eメジャー
Ⅰ Ⅰ Ⅴ Ⅴ/♭Ⅴ
Ⅳ Ⅳ Ⅲm7 Ⅴ7
Ⅰ Ⅰ Ⅴ Ⅴ/♭Ⅴ
Ⅳ Ⅴ Ⅰ Ⅰ

Bメロ
Ⅵm Ⅵm Ⅳ7(リハモ)Ⅲm7
Ⅵm Ⅵm Ⅲm7 Ⅰ7
Ⅳ Ⅴ Ⅲm7 Ⅵm7
Ⅳ Ⅴ Ⅰ Ⅰ

YA-DA-YO コード進行

※オリジナルのGマイナーキーをF♯マイナーキーに移調

F♯m F♯m F♯m F♯m
Bm Bm Bm Bm
E7 E7 E7 E7
F♯m F♯m F♯m F♯m

コード進行分析

■F♯マイナー
Ⅰm Ⅰm Ⅰm Ⅰm
Ⅳm Ⅳm Ⅳm Ⅳm
♭Ⅶ ♭Ⅶ ♭Ⅶ ♭Ⅶ
Ⅰm Ⅰm Ⅰm Ⅰm

Victory Way コード進行

※オリジナルのE♭メジャーキーをEメジャーキーに移調

Aメロ
E A F♯7 B7sus4/B7/A7
G♯7 C♯m9 F♯m7/B7 E/E7

Bメロ
A/C(♯11) E/C♯7 F♯m7 B13/B♭7
A/C(♯11) E/C♯7 F♯m7 A/Am6
E/C♯7 A/Am E

コード進行分析

Aメロ
■Eメジャー
Ⅰ Ⅳ Ⅱ7 Ⅴ7/Ⅳ
Ⅲ7 Ⅵm7 Ⅱm7/Ⅴ7 Ⅰ/Ⅰ7

Bメロ
Ⅳ/♭Ⅵ Ⅰ/Ⅵ7 Ⅱm7 Ⅴ7/♭Ⅴ
Ⅳ/♭Ⅵ Ⅰ/Ⅵ7 Ⅱm7 Ⅳ/Ⅴ7
Ⅰ/Ⅰ7 Ⅳ/Ⅳm Ⅰ

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