今回作品より曲紹介記事を先行配信しています。このブログはリンクフリーです。(2019年6月15日更新)
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聖剣伝説2 子午線の祀り 曲紹介36


(c)SQUARE ENIX

1993年 スーパーファミコン
作曲:菊田祐樹

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聖剣伝説2 子午線の祀り 曲概要

前々回のクロノトリガー『風の憧憬』
前回のロマンシングサガ3『四魔貴族バトル1』に続き
スクウェアのスーパーファミコン作品三連発です。

聖剣伝説2からは
昨年、タイトルテーマの『天使の怖れ』に続いて二曲目です。
聖剣伝説2と作曲者の菊田裕樹さんについては
聖剣伝説2 天使の怖れ 曲紹介をご覧ください。

この曲『子午線の祀り』はラスボス曲で
聖剣伝説2の曲の中でも一二を争う人気曲です。

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聖剣伝説2の曲題

曲名は『平家物語』を題材とした
木下順二の戯曲作品からの引用です。

『天使の怖れ』もそうですが、
聖剣伝説2の曲名は何やら意味深なものが多くて、
文学作品や戯曲、学術書まで、
いろんなところから引用されていています。

引用元ととくに繋がりはないらしいですが
曲のイメージに合うインパクトある言葉を選んでいますよね。

この曲の英題は『Meridian Dance』ですが
次回作の聖剣伝説3に『Meridian Child』という曲があって
この曲の展開部のメロディーがアレンジされて再登場します。
『天使の怖れ』と並んで
菊田さんが担当した聖剣伝説シリーズの
大きなテーマをあらわすメロディーなんだと思います。

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この曲の人気

ネットで調べると
この曲の素晴らしさを書き綴ったサイトがたくさんあって、ちょっと驚きました。
ゲーム音楽最高作品との声も高いです。

ここでは、他のサイトとは違う角度で
楽器プレイヤー目線から書いてみようかと思います。

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この曲の音楽的内容

まず音楽の内容ですが、プログレ度高いです。
変拍子、目まぐるしく変わる曲調、
複雑な転調、途中の細かいシーケンスパターン
シンセっぽい主旋律の音色、など。
菊田さんのバックボーンであるプログレ要素が
全面的に押し出された曲と思います。

そして、後半になってはじめて登場する
メインテーマと言えるメロディーがいいですね。
音の選び方がちょっと変態的なんですが、
個性的かつメロディアスに仕上がっています。

変拍子はセクションの境目に入ってくる
一拍字余りが強烈にカッコいいです。

コード進行は詳しくはコード進行解説記事でやりますが、
メジャー7thコード平行移動多用(菊田さんのオハコですが、同じプログレ派の植松さん、桜庭さんも多用)するところや

ループの最後のところの元のキーへの戻しかたがプログレぽいですね~。

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ソロギターアレンジの難易度

聖剣伝説2はまだ二曲しかやってませんが
両方とも高難易度となっています。

『天使の怖れ』は
中盤の長ーーい6連符フレーズが
どうしてもベース音入れながら弾きたかったので
そういうふうにアレンジしたら
技術的にえらく難しくなってしまった、という感じでした。

今回の『子午線の祀り』は
テクニック面は、左手がきつい動きの連続で
終盤はもう指がつりそうになりながら弾いてます。

でもこの曲はテクニックよりアレンジが大変でした。
非常に凝った作りになっていて
コード分析はああでもないこうでもないと何回も考え直したし
アレンジも演奏するキーやフレーズ、
代理コードの可能性、細かい弾きかたも
いろいろ試しては変えて
アレンジでこんなに難航したのは今のところ
ダライアス2『say PaPa』とこの曲だけです。

ちなみに前回のロマンシングサガ3『四魔貴族バトル1』のときに言っていた
アレンジが難航して間に合わなかった曲というのがこの曲です。

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スーパーファミコン時代のスクウェアと自分BGM

自分は1993年~1995年頃、
スーパーファミコンでいろんなゲームをやっていました。

その時期は音楽学校に通ったり
フラメンコギターをはじめて
学生フラメンコサークルなどで活動しながら
スペイン留学を夢見て
夜間清掃の仕事でお金を貯めていた時期です。

忙しかったですが
睡眠時間を削ってゲームをやってました。

半分寝ながらやったりしてましたが、
そういうときに延々ループで聴くと
刷り込み効果半端でない気がしますw

この年代のスーパーファミコン作品の音楽は
無意識で刷り込まれてすごく影響受けていると思いますが
中でもスクウェア作品の音楽は凄まじい充実ぶりで
記憶にしっかりと刻まれています。

 

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