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ゲーム音楽史12~第二次黄金期

前回、スーパーファミコン登場と対戦格闘ゲームブームの始まりあたりまでみてきました。
その後、スーパーファミコンを中心にゲーム音楽が素晴らしく充実した時代がありました。
クロノトリガー メインテーマ曲紹介03 でも触れていますが、1994年~1995年頃です。
この時代をゲーム音楽の『第二次黄金期』として、今回の記事を書いていこうと思います。

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スーパーファミコン後期の充実期

1990年末に発売されたスーパーファミコンは
ファミコンのシェアを引き継ぐことに成功して
初期段階からゲーム内容も音楽もかなり充実していましたが
特にゲーム音楽に関して1994年ごろから充実ぶりが加速、1995年にピークを迎えます。

おそらくゲーム業界が一番儲かった時代であり
ゲームソフト単価も高騰、『ゲームバブル』の様相を呈していました。
そんな状況だったコンシューマのタイトルから見ていきましょう。

※MD=メガドライブ SFC=スーパーファミコン PCE=PCエンジン
ここではプレステ・サターンのタイトルは除外。発売順に列挙。

バンパイアキラー(MD コナミ)~山根ミチルさんの悪魔城作品第一弾。FM音源ですが、楽曲は個人的に悪魔城シリーズの中でも1、2を争う出来だと思います。この作品聴いて山根さんファンになりました。

ファイナルファンタジー6(SFC スクウェア)~SFC版FFシリーズは4、5、6全ていい。6も『ティナのテーマ』『仲間を求めて』『甦る緑』など名曲多数ですが、大作『妖星乱舞』が聴きごたえありますね。

天使の詩2(PCE 日本テレネット)~なるけみちこさん作品。ラスボスのテーマはいいです!

ライブ・ア・ライブ(SFC スクウェア)~下村陽子さん作品。詳しくは 曲紹介18 を参照

ヘラクレスの栄光4(SFC データイースト)~隠れたゲーム音楽名作。『Descendents of Atlantis』が好きです

かまいたちの夜(SFC チュンソフト)~ゲーム音楽としては超名作。詳しくは曲紹介14 を参照

エストポリス伝記2(SFC タイトー)~塩生康範さん作品。クサメロ好きにはたまらないですね。

魔神転生2(SFC アトラス)~故・青木秀仁さん作品。SFCのテクノ系では最高傑作だと思います。返す返すも、青木さんの事故は残念でなりません。

クロノトリガー(SFC スクウェア)~光田康典さん作品。詳しくは 曲紹介03 を参照

ラストバイブル3(SFC アトラス)~ややマイナーですが個人的にゲーム音楽名作と思います。簗田裕之さんが作曲。

聖剣伝説3(SFC スクウェア)~聖剣2とこれは菊田裕樹さんの代表作。楽曲クオリティは鉄板です。

タクティクスオウガ(SFC クエスト)~崎元仁さん&岩田匡治さんの最強コンビによる作品。ゲーム自体も不朽の名作といえます。

天地創造(SFC クインテット/エニックス)~小林美代子さん、曳地正則さん作曲。これも音楽素晴らしいです。自分はエンディング『帰路』が聴くたびになんとも言えない気持ちになります。

スーパードンキーコング2(SFC 任天堂)~イージーリスニング・環境音楽系の作り方ですが、非常にセンスがいいですね。主人公ゴリラなのに幻想的すぎますww

ロマンシングサガ3(SFC スクウェア)~ロマサガシリーズ最高傑作の声も高い。音楽も非常に充実していてメタル調の『四魔貴族2』『ラストバトル』など、伊藤さんは一枚殻を破ったように思います。

テイルズ・オブ・ファンタジア(SFC ナムコ)~桜庭統さん作品。自分はロック調の『Fighting of the spirit』が桜庭さんらしくて好きです。

ドラゴンクエスト6(SFC エニックス)~ドラクエシリーズの中で一つ選べと言われれば、3かこれかで迷います。幻想的な曲が多く、自分は『ぬくもりの里に』『哀しみのとき』『精霊の冠』『時の子守歌』あたりが好きです。

風来のシレン(SFC チュンソフト)~これもすぎやまこういちさん作品で、聴くと一発でわかるすぎやま節です。めちゃくちゃハマってプレイ時間が長いからか、すごい耳に残ってます。

以下は1996年のタイトルですがSFCのゲーム音楽良作です

バハムートラグーン(SFC スクウェア)~松枝 賀子さん作品。ややマイナータイトルでゲーム内容はヒロインの設定など賛否ありますが、音楽は素晴らしいです。

星のカービィ スーパーDX(SFC 任天堂)~これの『スタッフロール』がカービィシリーズでは一番好きな曲です。

ルドラの秘宝(SFC スクウェア)~笹井隆司さん作曲。『The flame and the arrow』いいですねー。

ファイアーエンブレム聖戦の系譜(SFC 任天堂)~『アグストリアの動乱』はクサメロ系ゲーム音楽の最高傑作のひとつではないでしょうか?

アークザラッド2(SFC ジークラフト)~Tスクエアのギタリスト・安藤まさひろさん作曲。自分は『アルクのテーマ』が好き。安藤さんは他にも『グランツーリスモ』のテーマなど素晴らしいですね。ちなみに自分が人生で初めて買ったCDはザ・スクエアのライヴ盤でした。1986年のことで、レコード店店員に子供のくせに渋い言われました。

この密度、おわかりいただけるでしょうか?
厳選に厳選を重ねてこの数です。
この短期間にこれだけの名曲群が量産されたのは
やはりゲームバブルパワーでしょうか。
熱い時代でした。

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プレイステーションとセガサターンの登場

スーパーファミコンが全盛を極める中、
1994年11月にセガ・サターン
1994年12月にプレイステーションが発売されています。

これら次世代機は3Dグラフィックを扱える表示能力と
CD-ROMを搭載し、性能は一気に跳ね上がっていましたが
発売後しばらくはスーパーファミコンが勢いが強かったので
シェアも小さく、発売タイトルもそれほど多くありませんでした。

本格的に世代交代するのは1996年ごろからです。
プレステ世代のものは次回から紹介したいと思います。

この世代のゲーム機は内蔵音源のPCM音源(SFCよりグレードが高く、同時に24~32音くらい出せる)と
CD-ROMによるオーディオ再生を併用することが出来るようになり
現在の音楽再生環境とそれほど変わらなくなってきます。
この進化でゲーム音楽も大きく変化するのですが、また次回以降お話します。

この時期、他社からも次世代機が登場してきています。

3DO

1994年3月にアメリカの3DO社とライセンス契約を結んだ松下電器が
『3DO REAL』を発売しています。
これは第4世代(後述)の先発隊でしたが
本体価格が5万円以上と高額であり
発売タイミングもスーパーファミコン全盛期ということもあり
高性能であったものの売り上げは伸びませんでした。

1994年の年末商戦にはサターン・プレステも参戦してきて
性能的なアドバンテージもなくなり、歴史に埋没してしまいます。

PC-FX

PCエンジンの後継として1994年12月にNEC・ハドソンが出してきた第4世代機。

PC-98シリーズとの連携を売りにしていましたが
3Dグラフィックに対応していなかったことが致命傷となり
プレステ・サターンに淘汰されてしまいます。

サウンドもADPCM2ch+波形メモリー音源6chと時代遅れ感が否めない感じです。

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ゲーム機の世代区分

ここらでゲーム機の世代区分を定義しておこうと思います。
当ブログでは
第一世代~ファミコン登場以前
第二世代(PSG)~ファミコン、SG-1000、MKIII
第三世代(波形メモリ、FM音源、PCM音源)~PCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコン
第四世代~プレステ1、サターン、Nintendo64
第五世代~プレステ2、ドリームキャスト、ゲームキューブ、Xbox

とします。もっと細分化してるケースが多いですが、当ブログではこれで。
第5世代以降はゲーム音楽的には世代区分はあまり意味はないかもしれません。

モバイル機は
第一世代~ゲームボーイ、GBカラー、ゲームギア
第二世代~GBアドバンス、ネオジオポケット、ワンダースワン
第三世代~Nintendo DS、PSP
第四世代~Nintendo 3DS、PS Vita

とします。

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この時期アーケードゲームは

アーケードゲームは対戦格闘ゲームブームが佳境に入ろうとしている頃でした。
スーパーストリートファイター2
真サムライスピリッツ
餓狼伝説3
キングオブファイターズ
バーチャファイター2
鉄拳
あたりのタイトルがヒットしていた時期です。

格闘ゲーム以外でゲーム音楽といえば『電脳戦機バーチャロン』が有名です。

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携帯ゲーム機は

ゲームボーイを中心とした携帯ゲーム機ですが
低年齢層中心に一定の売れ行きはありました。
しかし、さすがに音源の周回遅れ感もあり、
この時期、あまり目新しいものはありませんでした。

しかし、スーパーファミコンのシェアに陰りが見え始めたころ、
1996年2月、おもむろに歴史的タイトル『ポケットモンスター』が登場します。

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自分も少し後になりますが、これをやるためにゲームボーイポケットを購入しました。
でも、その時はまさか、
ポケモンがこれほどのロングヒット・社会現象になるとは想像もしていませんでした。

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Windows95の発売

1995年11月、PCの業界ではWindows95の日本語版が発売されました。
当時はニュース番組でも特集され、発売前夜からお祭り騒ぎでした。

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これにより、PC/AT互換機勢がPC-98シリーズにとどめを刺すことになり、
国内でもPCの世界はWindowsが圧倒的シェアを占めるに至ります。

サウンド機能は1992年発売の『Sound Blaster 16』というサウンドカードが業界標準となり、
ソフト音源(PCM音源)によるMIDI再生とオーディオファイル再生が主流になって
FM音源は廃れていきます。

この年代になると、PCにおいてはゲーム音楽云々ではなく
DTMやもっと広いものを扱うようになるので
ゲーム音楽のプラットフォームとして取り上げることは少なくなると思います。

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その頃、BGMは

その頃の自分の状況ですが、相変わらずギターは一生懸命やっていたのですが
1993年春に音楽学校を修了して少し時間が出来たので
1993年の秋ごろだったと思いますが、
そのころ妹がスーパーファミコンを欲しがったのもあり
スーパーファミコンを購入し、再びゲームにはまり始めます。

この頃には友人関係もほとんどゲームに興味がない層ばかりになっていたので
自宅でこっそりやっていましたが、プレイ自体は結構ガッツリやってました。
1991年~1993年発売の旧作も中古で買ってやりましたね。

『真・女神転生』シリーズ、『ロマンシングサガ』シリーズ、
『タクティクスオウガ』、『風来のシレン』
このあたりは死ぬほどやりました。

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関連リンク

ゲーム音楽史 前回 ゲーム音楽史11~スーパーファミコンの登場と対戦格闘ブーム

ゲーム音楽史 次回 ゲーム音楽史13~初代プレイステーション時代

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