今回作品より曲紹介記事を先行配信しています。このブログはリンクフリーです。(2019年6月15日更新)
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真・女神転生 銀座 曲紹介13

1992年 スーパーファミコン
作曲:増子司

 

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真・女神転生 銀座 曲概要


自分がスーパーファミコン時代に一番はまったシリーズです。

まずこの作品、
ゲームシステム・グラフィック・サウンド・シナリオ・世界観、全てにおいて完成度が尋常ではないです。
多くの部分でファミコン版女神転生2がベースになっていますが、
スーパーファミコンの表現力を最大限生かしたこの作品をもって
女神転生シリーズの世界を完全に確立したといえます。

女神転生シリーズは音楽のほうもそこそこの曲数を採譜したなかで
最初に何をやろうかちょっと悩みました。

そこでもう一度、女神転生シリーズの採譜曲を聴きなおしてみたんですが
その中で一番記憶に刻まれてるのがこの曲だったんですよね。
あと、こういうもろにロック調のリフの曲をガットギター一本のアレンジで弾いたらどうなるかな?
という興味で選曲しました。

この曲は真・女神転生1の中盤、銀座でかかる曲です。
特徴あるリフだし、銀座は結構長丁場なのでよく覚えていたんだと思います。

増子司さんのメガテン曲は

・ディストーションギターとベースライン主体のロック曲
・フルート・木管楽器・エレピ・コーラスパッド系音色のメロディがのったちょっと哀愁のある曲
・ストリングス・パイプオルガン・コーラスパッド主体の荘厳な曲

の3タイプに大別できると思いますが、この曲はロック曲の最右翼です。
なんというか、増子節の極みですよね。
増子さんのカラーがとてもよく出ていると思います。

 

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作曲者 増子司さんについて

1984年の『スターフォース』がデビュー作です。
80年代前半から現在まで現役で活躍されていて
その作品数はバテンカイトス2 The veledictory elegy 曲紹介09 で
『ゲーム音楽界の鉄人』としてご紹介した桜庭統さんに匹敵するものがあります。

『スターフォース』の時点からすでにその特徴が出ていますが
増子さんの音楽はかなりロック(しかもハードなほう)要素が濃いです。

まず、エレキギターの手癖的フレーズ満載です。

そしてベースライン。
当時のゲーム音楽ではルート弾きなどの単純なアプローチが多かった中
それ単体でBGMとして成立するような細かくてリズミックなベースラインをつけていました。
(この曲『銀座』はベースパートはルート音8分弾き主体でシンプルですが)

その傾向はファミコン版女神転生で顕著になって
この真・女神転生でPCM音源になったことによって
その魅力を完全に発揮するようになったと思います。

というのも、何回か触れたようにファミコンの音源(拡張音源含む)ではどうしてもベースが弱く、
ディストーションギターの再現も限界がありました。

ベースライン命、ギターフレーズ命の増子さんの曲は
スーパーファミコンのPCM音源によって
初めて彼がやりたかったことに到達できた、と自分は思っています。

彼の手がけたメガテンシリーズは

ファミコン版1&2
スーパーファミコン版 真・女神転生シリーズ&旧約女神転生
セガサターン版 デビルサマナー
PC版 偽典・女神転生

です。

この後のペルソナシリーズから
目黒将司さん、土屋憲一さん、故・青木秀仁さんのアトラス三人衆に引き継がれますが
そちらの音楽も素晴らしいですね。

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関連リンク

真・女神転生 銀座 ソロギター演奏・コード進行分析13

 

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